韓国ドラマ『いつかの君に』のキャストやあらすじを紹介【Netflix注目作】

2023年9月から独占配信中のNetflixシリーズ『いつかの君に』。台湾の人気ドラマ『時をかける愛』をアン・ヒョソプ、チョン・ヨビンら人気キャストでリメイクした韓国ドラマです。

1998年と2023年という2つの時代を行き来しながら展開するラブストーリーで、先の読めない展開と切ない恋物語、アン・ヒョソプのイケメンぶりにハマる人が続出しています。

本記事はそんな話題作『いつかの君に』のキャストやあらすじを紹介していきます(※本記事はネタバレ要素を含みます)。

『いつかの君に』あらすじ

2023年。1年前の飛行機事故で恋人のク・ヨンジュンを亡くした36歳のハン・ジュニは、彼のことを忘れられずにいた。ある日、ジュニのもとに差出人不明のカセットテープが届く。その中の曲を聴きながら眠りに落ちたジュニが目を覚ますと、そこは1998年の世界で、ジュニはクォン・ミンジュという女子高校生になっていた。ミンジュとして目覚めたジュニのそばにいたのは、亡くなったはずのヨンジュンそっくりの男子高校生、ナム・シホンだった……。

『いつかの君に』キャスト一覧

ここからは同作に出演している主なキャストを紹介します。

ク・ヨンジュン/ナム・シホン

• ナム・シホン

2022年の飛行機事故で亡くなったク・ヨンジュンは、ハン・ジュニの恋人だった家具デザイナーです。ニューヨークに赴任するジュニを追ってニューヨークへ向かう途中の飛行機が事故に遭い、帰らぬ人となりました。事故から1年を経ても、その遺体は見つかっていません。

1998年の世界に生きるナム・シホンは、クォン・ミンジュと同じ学校に通う男子高校生。成績も優秀でスポーツも得意な明るい人気者です。親友のチョン・インギュとともに、友だちのいなかったミンジュと仲良くなっていきます。

演者:アン・ヒョソプ

ク・ヨンジュンとナム・シホンを演じたアン・ヒョソプは、1995年4月17日生まれ。出生地はソウルですが、7歳から17歳までカナダのトロントで暮らしています。2015年に芸能活動を開始し、ドラマ『ポンダンポンダン 王様の恋』で俳優デビュー。「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズ、Netflixオリジナルドラマ『社内お見合い』などでも人気を博しています。188cmという長身と端正な顔立ちで、今注目されている人気俳優の一人です。

ハン・ジュニ/クォン・ミンジュ

• クォン・ミンジュ

2023年の世界で生きるハン・ジュニはIT企業に勤務する36歳の会社員。大学生のときに出会った恋人のク・ヨンジュンを飛行機事故で亡くして以来、悲しみの中で生きています。

1998年の女子高校生であるクォン・ミンジュは、気が小さく内向的な性格。学校でも友だちはできず、家でも母親が弟ばかりをかわいがることを悲しんでいます。登校中にナム・シホンとチョン・インギュに話しかけられたことをきっかけに、彼らと仲良くなっていきます。

演者:チョン・ヨビン

ハン・ジュニとクォン・ミンジュを演じたチョン・ヨビンは1989年7月26日生まれ。2015年の映画『背徳の王宮』で映画デビュー。2017年の映画『罪深き少女』で数々の映画賞を獲得するなど、高い評価を得ました。ドラマ『恋愛体質～30歳になれば大丈夫』では主演を務め、ドラマ『ヴィンチェンツォ』ではヒロインを演じるなど、映画・ドラマで幅広く活躍しています。

チョン・インギュ

• チョン・インギュ

1998年の世界で、学校の屋上で見かけたクォン・ミンジュに一目ぼれした男子高校生。片耳が聞こえないというハンディキャップがあり、子どもの頃から補聴器をつけていました。ナム・シホンとは子どもの頃からの親友で、ずっと一緒にいます。真面目でおとなしい性格ですが、一途にミンジュを思っています。

演者:カン・フン

チョン・インギュを演じたカン・フンは1991年5月23日生まれ。2009年頃から短編映画に出演を始めました。ドラマ『赤い袖先』で注目を浴びるようになり、『シスターズ』『コッソンビ熱愛史』など、数々のドラマにに出演する実力派俳優です。

ぺ・チウォン

ペ・チウォンはクォン・ミンジュの叔父で、1998年と2023年、両方の世界をつなぐ存在です。1998年にはミンジュやシホンたちの溜まり場となっていた「27レコード」を経営していました。2023年には、ソウルで「カフェ27」を経営しています。そこで働いていたのは……。

演者:パク・ヒョックォン

ぺ・チウォンを演じたパク・ヒョックォンは1971年7月11日生まれ。『タクシー運転手 ～約束は海を越えて～』『シークレット・ジョブ』など、さまざまな映画やドラマに出演するバイプレーヤーです。

『いつかの君に』見どころ

ここからはドラマ『いつかの君に』をより楽しむための見どころを紹介します。

恋愛&ミステリーのいいとこどりのストーリー

2018年に制作され、映画化もされた台湾の人気ドラマ『時をかける愛』を韓国でリメイクしたドラマ『いつかの君に』。1998年と2023年という2つの世界を行き来しながら、同じ顔をした2人の女性、ハン・ジュニとクォン・ミンジュがなぜ入れ替わったのか、過去に何があったのかを描いています。

1998年のパートでは、高校生同士の切ない片思いや淡い恋といったラブストーリーが描かれます。スクーターでの送り迎え、レコード店でのたわいないおしゃべりなど、まさに「青春そのもの」のような日々がまぶしく描かれています。

• 1998年のパートでは「青春そのもの」のような日々がまぶしく描かれています

2023年などの、登場人物が大人になったパートでは、ミステリー要素が強め。1998年に何が起こったかを調べるジュニと、なぜジュニのもとにカセットテープが届いたのか、誰が何を隠しているのか、その真相が描かれていきます。

物語が進むにつれて、複数の時代が登場するので、新しいシーンでは「今が何年なのか」「(中の)登場人物は誰なのか」を確認しながら見ていきましょう。壁のポスターやカレンダーなどが「どの時代を描いているのか」のヒントになるので、細部まで見逃さないで。

2役を見事に演じわける俳優陣

本作ではアン・ヒョソプ(ク・ヨンジュン/ナム・シホン)とチョン・ヨビン(ハン・ジュニ/クォン・ミンジュ)の二人は、18歳、36歳、20歳といった年代を見事に演じ分けています。

特にチョン・ヨビンに至っては、「18歳のおとなしいミンジュ」「『中の人』がジュニになった明るい18歳のミンジュ」「20歳の無邪気なジュニ」「36歳のキャリアウーマンになったジュニ」など、2役の中でもさらに複数の状態を演じ分けており、圧巻の演技力を見せてくれます。

• 作中ではチョン・ヨビンの演技も見ものです

ちなみに、アン・ヒョソプが登場する2002年のパートには、アン・ヒョソプの実際の親友であるロウンがカメオ出演しています。アン・ヒョソプとロウンが見せる化学反応が必見の、物語中でも重要な意味を持つシーンです。

『いつかの君に』の作品情報

Netflixオリジナルの韓国ドラマ『いつかの君に』のあらすじやキャストを紹介しました

ミステリーとラブストーリーの要素を併せもつドラマ『いつかの君に』は、さまざまな楽しみ方ができるドラマです。複雑なストーリーなので、一度見終わった後に見返してみると、1度目には気づかなかった背後の意味に気づくことができるはずです。

まだご覧になったことがない方は、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

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