女優の大島優子が、4月スタートのTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜21:00~)に出演することが11日、発表された。出産後初の連続ドラマレギュラー出演で、日曜劇場への出演は11年ぶりとなる。

大島優子

「正義の反対は、本当に悪なのだろうか・・・?」を視聴者に問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。日常のほんの小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう逆転パラドックスエンターテインメントだ。長谷川博己は「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士を演じ、主人公の法律事務所で働く同僚弁護士役で北村匠海と堀田真由の共演が決定している。

そんな司法の世界を舞台にした本作に、パラリーガル役で大島優子の出演が決定。ビジュアルとティザー映像が公開された。大島が連続ドラマにレギュラー出演するのは、第1子を出産後初となる。パラリーガルとは弁護士のサポートをする事務員だが、彼女は果たしてアンチな弁護士たちの敵か味方か?

TBSドラマへの出演は『ブラックボード~時代と戦った教師たち~』や自身の初の主演ドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』などがあり、日曜劇場への出演は2013年放送の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』以来、11年ぶりとなる大島。また地上波連続テレビドラマへの本格的な出演は、NHK大河ドラマ『青天を衝け』以来、2年半ぶりとなる。

■大島優子 コメント

日曜劇場『アンチヒーロー』に出演させていただけること、とても光栄に思います。すでに、撮影現場では刺激ある空気と芝居でのキャッチボールを楽しませてもらっています。自分の役と向き合える時間を久しぶりに体感して、あらためてものづくりをすることの時間を貴重に感じています。微力ながら、この作品のエネルギーに少しでもなれるよう努めていきたいと思います。

■プロデューサー・飯田和孝 コメント

法律と同様に、資格もまた人間が決めたルールです。資格を持っているかどうかで「合法的にやれること」が大きく変わります。大島さんには、ベースが陽の中にも、一言では言い表せない繊細な感情を表現していただいています。大島さん演じるパラリーガルが弁護士資格を持っていない中で、どんなことを感じて、どう動いていくのか、アンチな弁護士とどう向き合っていくのか、楽しみにしていただければと思います。

【編集部MEMO】
長谷川博己が日曜劇場で主演を務めるのは、2017年放送の『小さな巨人』以来、7年ぶり。長谷川演じるアンチヒーローを通して、視聴者に“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかけるドラマとなる。