JR貨物は4日、能登半島沖を震源とする「令和6年能登半島地震」(1月1日16時6分頃に発生)の影響で貨物列車の運転を見合わせていた氷見線・新湊線の高岡~高岡貨物間について、1月6日から運転再開する予定と発表した。

  • DD200形に牽引され、新湊線を走る貨物列車

現在、運転取りやめとなっている氷見線・新湊線の高岡~高岡貨物間に関して、1月3日の時点で「運転再開の見込みはたっていません」と説明していた。氷見線で旅客列車を運転するJR西日本の列車運行情報によれば、氷見線の線路設備に被害が確認されたため、復旧工事が行われ、1月6日の始発列車から運転再開する予定とのこと。同じく1月6日、新湊線(能町~高岡貨物間の貨物専用線)も運転再開する予定となった。

なお、JR貨物は日本海縦貫線(北陸本線、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道、信越本線、羽越本線、奥羽本線)の貨物列車に関して、「年末年始期間の計画通り1月4日より運転を行っています」と発表している。