俳優の泉澤祐希が、なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(2024年1月スタート 毎週火曜21:00~)に出演することが明らかになった。

『マルス-ゼロの革命-』=テレビ朝日提供

■道枝駿佑、ゴールデン帯連続ドラマ初主演作『マルス-ゼロの革命-』

ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)などを手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナルである今作は、謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。「何かを変えたい」――そう願う落ちこぼれ高校生たちが、道枝演じるカリスマ的なリーダー・美島零(みしま・ぜろ)に導かれ、「マルス」という動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。

■泉澤祐希、心優しく責任感の強い野球部員役に

数々のNHK大河ドラマや連続テレビ小説、映画、そして現在放送中の『いちばんすきな花』(CX)や坂元裕二脚本の最新作『クレイジークルーズ』にも出演している泉澤が、今作では高校生役に挑む。最初は「え、高校生の役? できるのかな……」と不安をのぞかせた泉澤だが、「若者たちの“俺たちの力で世界を変えるんだ!”という熱い思いが、脚本を読んだ時に伝わり、何か作品の力になれることがあればという気持ちで参加を決意しました」とオファーを受けた際の心境を明かした。泉澤が演じる桐山は“球児”という名前の通り、野球部に所属。しかし野球のセンスはなく、球磨きばかりで後輩部員からもバカにされている。そんな桐山を「下級生からのいびりもスルー出来る大人」と語る泉澤。心優しく、責任感の強い桐山を、泉澤がどのように演じるのか。

■泉澤祐希(桐山球児・役)コメント

――『マルス』への出演オファーを受けた時の感想は? また、企画書や脚本を読んで、どのようなイメージを持ちましたか?

最初に「え、高校生の役? できるのかな……」と思いました。ですが、若者たちの「俺たちの力で世界を変えるんだ!」という熱い思いが、脚本を読んだ時に伝わり、何か作品の力になれることがあればという気持ちで参加を決意しました。

――桐山球児という人物をどんな風に演じたい、と今イメージしていますか?

包み込むような優しさの中に強い光を持った青年にしていきたいと思っています。球児はとても我慢強い人間。親からの期待や抱えている責任など、しっかり全うしようとする意思が伝わってきて、自分もどちらかといえば完璧主義というか、その辺は似てるのかなと思います。一方で球児は下級生からのいびりもスルー出来る大人です。自分だったらと思うと……「お前ちょっと来い」って感じになってしまうと思います(笑)。

――今作の脚本を手掛けるのは『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』などで知られる武藤将吾さんですが、武藤さんの作品へのイメージや、今作で楽しみにしていること、期待していることがあれば教えてください。

社会派なメッセージ性の強い作品を手掛けているイメージがあります。今回の作品でも、いち学生が日本を、世界を変えようともがく作品になっています。SNSや動画配信など近年身近な存在であるコンテンツを使って自分たちには何が出来るだろう、と自分の現状や壁を乗り越える様が、悩んでいる方々に刺されば良いなと思います。

【編集部MEMO】
道枝駿佑のゴールデン帯連続ドラマ初主演作となるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(2024年1月スタート 毎週火曜21:00~)のメインキャストは、11月29日より毎日21時に6日連続で発表されており、泉澤がラスト。これまでいじめられっ子からゼロの右腕的な存在になる逢沢渾一=アイコン役で板垣李光人、その幼なじみで、彼の初恋相手のヒロイン・貴城香恋役で吉川愛、マルスのお笑い担当・二瓶久高役で井上祐貴、癒し系の天真爛漫な桜庭杏花役で横田真悠、頭脳派の呉井賢成役で山時聡真の出演が発表されている。