お笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍とアイドルグループ・なにわ男子の藤原丈一郎が、6日に放送される読売テレビの番組『るてんのんてる』(24:40~※TVer、ytvMyDo! での見逃し配信あり)でMC初タッグを組む。

  • 左から長谷川忍・藤原丈一郎=読売テレビ提供

■長谷川忍✕藤原丈一郎がMC初タッグ「笑ディグ」

今回は番組初の4週連続企画で、入社10年目のディレクター・中屋敷亮氏の企画「笑ディグ」を放送する。普段何気なく見ている「お笑い」をアカデミックに深堀りする=“ディグる”この企画。ツッコミを“ディグる”「ツッコミ徹底解剖SP」と題した1・2週目は、長谷川と藤原が初タッグでMCを務め、小沢一敬(スピードワゴン)、駒場孝(ミルクボーイ)、そして年間100本以上のお笑いライブに足を運ぶ女優の奥森皐月がゲストに登場する。

1週目では各ツッコミ芸人を「ツッコミの熱量」と「単語のチョイス」によって分類した番組オリジナルの「ツッコミ芸人分類マップ」のボードがスタジオに登場。駒場はそのボードを元に、相方・内海のツッコミは「ツッコミの熱量で言うとソフトとハードを行き来する」とコーンフレークネタに例えて解説し、周りも納得の表情を見せる。続いてのコーナーではゲストの小沢、駒場、奥森の3人がすごいと思うツッコミ芸人をプレゼン。小沢が「世間を小バカにした人間性あふれるツッコミ」と大絶賛したその芸人とは。

2週目は東西の吉本若手芸人130人へのアンケートを元に作成した「憧れのツッコミ芸人ランキング」を発表。小沢や駒場から「声がいい」「いなす感じが今までの女性芸人にはいなかった」などと評価される女性ツッコミ芸人や若手芸人から「この人に憧れない芸人はいない」と言わしめ1位に輝いた芸人などが次々と紹介される。また、ツッコミの歴史を変えた、フットボールアワー・後藤輝基の「たとえツッコミ」を分析するVTRも届ける。

■當間琉巧✕角紳太郎、ガチンコ漫才に挑戦

4週連続の目玉企画として、當間琉巧と角紳太郎が24日間で笑いのノウハウを学びながらガチンコで漫才に挑戦する様子を描く「3×8プロジェクト」も。THE SECOND王者・ギャロップの林健を講師に自分たちで作ったネタを披露するも、林の本気のダメ出しがさく裂する。

■長谷川忍✕藤原丈一郎コメント

――本日の収録の感想をお聞かせください。

長谷川:お笑いコンビって一般的には「ボケ」の方が目立つじゃないですか。それはそれで全然良いんですけど、でも今回一歩下がったツッコミにフォーカスを当てていただけたことによって、これから皆さんのツッコミの見方が変わるんじゃないかなと。別に声を大にして言う事でもないんですけど、でも実はツッコミって技術的だったり、ロジカルなことをやってるんですよね。それをもちろん難しく考えてほしいわけではなくて、楽しく知っていただけたらなと思います。

藤原:僕もお笑いがずっと好きなんですけど、ロジックだったりそういう部分は全然分かってなかったのでイチ視聴者のような気持ちで収録に参加させていただきました。やはり芸人さんたちが語るからこそすごさもより伝わったり、「あ、そういうテクニックがあるんだ!」という風に勉強にもなりました。この番組を観てから漫才を観る方は今までと違った見方にもなると思うので、是非皆さんも盗めるツッコミテクニックは盗んでいただきたいなと思います(笑)。

――初MCタッグの感想をお聞かせください。

長谷川:初めてという感じがしなかったです。なにわ男子の別のメンバーとはMCをさせていただいたことはあるんですけど、今回も楽しくできましたね。改めてさすがだな、と思いました。

藤原:本当に頼りになる方で、横にいてくださる安心感が大きかったです。色々ツッコんでくださったり、教えてくださったりしたので、僕自身もスキルアップ出来た収録でした!

――番組内では「憧れのツッコミランキング」が発表されましたが、お二人がツッコまれてみたい芸人さんはいらっしゃいますか?

長谷川:やはりダウンタウンの浜田さんですかね。ダウンタウンさんとバラエティで共演させていただく時は浜田さんがいらっしゃるからツッコミをやる必要がなくなるので、ちょっとふざけてみたりした時に浜田さんからツッコんでいただくとやっぱりうれしいです。この世界を目指したきっかけの一人である浜田さんからツッコんでいただいた時は過去の自分に「ここまで来たぞ」と言ってあげたくなりますね(笑)。今までツッコんでもらったことがなくてツッコまれたい方で言うとビートたけしさんですかね、唯一BIG3でお会いしたことはないので、「バカだなぁ」とか言ってもらいたいです。

藤原:関西生まれっていうこともあって上沼恵美子さんやハイヒールさんです。女性目線のツッコミで優しさもありつつ、関西人の「グサッ」と刺さって面白くなる感じもあるのでツッコんでいただきたいです!

■入社10年目・中屋敷亮ディレクター(読売テレビ)コメント

今回るてんのんてるで初めて4週連続企画をさせていただけることになり、光栄でもあり、とても緊張しています。「お笑い」という文化の奥深さを、関西のテレビ局から発信したいという思いがずっとあり、目標にしてきました。「4週見たい!」と思っていただけるようチームみんなで頑張ります。