JR北海道釧路支社は14日、観光需要の高まる夏季期間中、花咲線(釧路~根室間)で一部列車を増結して2両運転を行い、景色の良い海側の一部座席を試験的に指定席として販売すると発表した。
実施期間は8月1日から9月30日までの毎日(61日間)。「地球探索鉄道号」として運転される釧路駅8時21分発、根室行の普通列車と、根室駅を11時3分に発車する釧路行の快速「はなさき」を2両編成で運転し、2号車海側の一部座席を指定席として発売する。発売区間は「釧路-根室のそれぞれの列車の停車駅相互間」とされている。
指定券の発売額は530円。全国の駅の「みどりの窓口」やおもな旅行会社で7月20日11時から販売され、車内では販売しない。8月21日以降の乗車分については、乗車日の1カ月前10時から販売開始する。なお、花咲線の釧路~根室間において、「みどりの窓口」設置駅は釧路駅、厚岸駅、根室駅のみとなっている。