元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏が7日、YouTubeチャンネル『Satozaki Channel』に出演。動画「【月間総チェック】『実は中日よりもヤクルトが厳しい』阪神が19勝5敗で1カ月で貯金14! 秋広と横川の活躍で“巨人の未来が明るくなってきた!?”広島Aクラス入りの条件とは?」内にて、ヤクルトの状況がセ・リーグで「いま一番厳しい」と思う理由を語った。

里崎智也氏

Bクラスに沈むヤクルトの現状について、里崎氏は「先発だね、結局は」「先発が持ちこたえられなくてリリーフ使うけど、リリーフが持ちこたえられない、みたいな」と指摘。「先発苦しいもんな、高橋奎二いないもんな」「数も足りてないしね。交流戦、(先発が)6枚絶対いるからな……」と最初の問題点を挙げる。なお、高橋は7日に1カ月ぶりの先発マウンドに上がるも、5回途中に降板した。

また、「あとはやっぱり村上やな。ホームランの数は打ってるけど。塩見もいないし……」と、村上宗隆のさらなる活躍や、先月26日に下半身のコンディション不良で登録抹消になった塩見泰隆に言及。「ちょっと苦しいなあ、全体的に」とこぼした。

その後、ヤクルトと同じくBクラスの中日についても所見を述べた上で、「ちょっとヤクルトがいま一番厳しいなあ。全体的に厳しい」と総括。「中日はまださ、『おっ』て思うものがあるけど、結局、ヤクルトは村上が今日打ったかどうかになるわけよ。そこらへんがちょっとヤクルト、いま現状、交流戦真っ只中の6月としては厳しいなあ」と持論を述べていた。