俳優の安田顕が、福原遥と深田恭子がW主演を務めるTBS系火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(7月スタート、毎週火曜22:00~)に出演することが5日、発表された。福原演じる有栖の父・仲川市郎役を演じる。

仲川市郎役の安田顕

本作は、福原遥演じる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田恭子演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。本作のタイトル『18/40~ふたりなら夢も恋も~』の“18/40”は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描くオリジナルストーリーだ。

安田が演じるのは、消防士として働きながら男手一つでひとり娘の有栖を育ててきた仲川市郎(なかがわ・いちろう)。7年前に最愛の妻を突然の病気で亡くしてしまった市郎は、娘に寂しい思いをさせたくないと不器用ながらも必死に育ててきた。そんな中での娘の予期せぬ妊娠。複雑な感情を抱える市郎は、苦しみながらも父親として娘とどう向き合っていくのか――。

市郎を演じる安田は演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーであり、映画やドラマ、舞台を中心に活躍している。これまでに「SPEC」シリーズや『下町ロケット』など数々の話題作に出演。その唯一無二の存在感から作品へのオファーが引きも切らない。さらに娘役として今回共演する福原とは、TBS連続ドラマの初レギュラー出演作が共に2008年に放送された金曜ドラマ『エジソンの母』であるという共通点が。本格的な共演は今作が初めてとなる安田と福原だが、父と娘の間に生まれる様々な困難や葛藤、そして愛と絆をどう演じるのか。

安田と韓哲プロデューサーのコメントは以下の通り。

■安田顕

この年代になって父親役をいただけるのは本当にありがたく、とても光栄に思っております。ドラマとしてある意味チャレンジな題材を取り上げていると思っていて、あえて今の時代の女性の生き方や悩みをドラマで描くことで、世間の皆さんにも認知していただけることが非常に大切なのではないかと思います。
私が演じる仲川市郎は、親ひとり子ひとりなので、娘に気を遣うところもあるだろうけど、娘の有栖が愛おしくて仕方がないので、辛い顔をするのではなく前向きに接していけるような父親を演じられたらと思います。
非常に興味深く面白いドラマになっておりますので、ぜひ皆さんご覧になってください。よろしくお願いします。

■韓哲プロデューサー

この物語を構想しはじめた頃に、脚本の龍居由佳里さんと仲川市郎役は安田顕さんしか考えられないと意見が一致しました。オファーを受けていただいたときは念願が叶い喜び合いました。18歳の娘が予期せぬ妊娠をするシングルファーザーという難しい役ですが、安田顕さんにどう演じてもらえるか楽しみが尽きません。福原遥さん、深田恭子さんはじめ、既に発表している素晴らしい俳優のみなさんと、唯一無二の存在感を放つヤスケンさんとの共演をどうぞご期待ください。