女優の松下奈緒が、俳優の坂口健太郎が主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『CODE-願いの代償-』(7月2日スタート 毎週日曜22:30~)に出演することが30日に明らかになった。

松下奈緒=読売テレビ提供

台湾で大ヒットした『浮士德遊戲(英題:CODE)』(16年)、『浮士德遊戲2(英題:CODE2)』を原作に、日本版としてオリジナル要素をふんだんに盛り込む今作は、幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻くノンストップ・クライム・サスペンス。婚約者を失い絶望の淵に落ちた刑事・二宮(坂口)が、その死の真相を追い求める中で「どんな願いも叶える」という謎のアプリ「CODE」を手にしたことから物語が始まる。恋人の死の真相とは、そして謎のアプリの背後に潜む陰謀とは。染谷将太は、CODEの謎を追うフリーの記者・椎名一樹を演じる。

松下が演じるのは、刑事・二宮の婚約者の死の真相に繋がる鍵を握る謎の女性・三輪円。職業、過去、家庭環境の全てがベールに包まれた彼女は二宮の周囲で不穏な気配を見せ、行動を監視する。三輪の正体、目的とは。

■松下奈緒 コメント

――台本を読んだ感想は?

誰しも持っている欲望というものを活かしたドラマで、なかなか今までにない作品だと感じました。すごく面白かったです。「面白い!」とまず1話で思って、そのあと2~5話も一気に読みました。台本を読んで自分自身が「続きが気になる! 気になる!」と思った気持ちを大事に演じようと思いました。

――役柄について。

円というキャラクターの謎は物語の中で明かされていくので、細かい部分は言えません(笑)。ただ、時に怪しく、時に優しい存在になると思っています。誰しも二面性を持っていると思うので、強い部分とはかない部分ということを大切に演じていきたいです。

――作品への意気込みは?

人の欲というものが人生を大きく変える。このドラマは、そこから一番大切なものが何なのか? 誰を信じていいのか? という方向へ広がっていく、ある意味面白いカオスな作品になると思います。大きなテーマではありますが、見てくださる方にも、誰を信じたらいいのか、この人は善い人か悪い人かということを考察しながら見て頂けたら、より楽しんでいただけると思います。毎週見ていただけたら、続きが気になって仕方がない作品になっていくと思いますので、欠かさずご覧いただきたいです!