写真家の下村一喜氏が、きょう27日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。

  • マツコ・デラックス(左)と下村一喜氏=日本テレビ提供

ビヨンセやテイラー・スウィフト、黒柳徹子、岩下志麻など芸能界のレジェンドから指名され続ける下村氏。20年以上写真家として第一線を走り続ける原動力に、マツコ・デラックスが迫る。

中継ゲストが下村氏と聞いたマツコは「わたくし、一度だけ撮って頂いたことがあります」といい、10年ほど前に撮影した当時の写真を振り返る。「うわ~! アタシあんなにハリ艶あったのね」と自嘲しつつも、「でも本当にきれいよね、下村さんが撮る写真は」と、その実力を称賛する。

多感な幼少期を過ごし、逃避するように映画の世界にのめり込んだという下村氏だが、美大卒業後、フリーランスのカメラマンになり、より美しい写真を撮るために27歳で単身フランスへ。たった半年で老舗ファッション誌『フィガロ』と契約を結び、着実に実績を伸ばし、現在もなお世界中の著名人を撮影し続けている。

そんな下村氏は「絶対に自分がやってること(=写真家)に飽きない」を信条の1つにしていると語る。これを聞いたマツコは「もう~すごいこれ! ほんとうらやましい」と自身との大きな違いに脱帽。さらに、下村氏の写真の美しさの根源を「あの人(=下村氏)自身がエロいじゃない。だからアナタの写真はエロいんだと思う」と分析し、その人間性をさらに深掘っていく。

マツコの書籍やラジオ番組は全て網羅している、と豪語するほどマツコが大好きだという下村氏。23年前の雑誌『QUEER JAPAN』の表紙を飾っていたマツコの姿に感銘を受けたのがきっかけだったという。下村氏は当時からマツコの写真を撮りたいと思っていたというが、マツコは「被写体になるべく人間でいる感覚がいまだにない」「実は写真に撮られる行為がそんなに得意じゃない」と恥ずかしさが前面に出てしまう自身の内面を語る場面も。

そんなマツコを「“耽美な世界”へと誘いたい」と、下村氏の提案によりマツコを撮影することに。同世代の2人が影響を受けたマドンナやマレーネ・ディートリッヒの世界観も垣間見える2人が選んだベストショットとは…。