俳優の井ノ原快彦が5月17日に誕生日を迎え、主演を務める『特捜9 season6』(毎週水曜21:00~)の撮影現場で祝福を受けた。

  • 前列左から井ノ原快彦、羽田美智子、後列左から深川麻衣、中村梅雀、吹越満、田口浩正=テレビ朝日提供

『警視庁捜査一課9係』(2006年スタート)時代から17年間、共に過ごしてきた家族のような特捜班。井ノ原演じる浅輪直樹が、小宮山志保(羽田美智子)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)ら個性派刑事の捜査をまとめる主任として、そして昨シーズンより加わった若手警察官・三ツ矢翔平(向井康二)、高尾由真(深川麻衣)の先輩として引き続き邁進している。

そんな同作を“座長”として優しく引っ張る井ノ原を祝うため、中村梅雀、羽田、吹越、田口、深川ら特捜班キャストらがバースデーセレモニーを開催。撮影現場には本人には内緒で、『特捜9』の“9”と『season6』の“6”がデザインされたバルーンが特捜班ルームにセッティングされた。そしてスタッフの「井ノ原快彦さん、お誕生日おめでとうございます!」という盛大なコールを合図に、集まったキャストたちが一斉に「おめでとう~!」と拍手で祝福、一同を代表して羽田がバルーンで作られた花束を贈呈。中村らはハート型のスティックバルーンを振って盛り上げた。

メンバーからの愛のこもった“バルーンサプライズ”に井ノ原は驚きつつも「バルーン、めちゃくちゃかわいいですね(笑)!」と笑顔に。キャストにもスタッフにも「ありがとう!」と何度も感謝を伝え、「こんなにも温かくお祝いしていただけるなんて……生まれてみるものだな~と思っております(笑)!」と喜びを語った。サプライズ後の記念撮影でも井ノ原を中心に特捜班が集合。みんなでハートのバルーンを揺らして、座長に“愛”を送っていた。

そんな特捜班が第7話で挑むのは、身元不明遺体の似顔絵にまつわる謎。猪狩のもとに、身元不明遺体の似顔絵を見たという女性・関口エリ(宮田早苗)が抗議にやって来た。エリは、猪狩が5年半前に描いた“行旅死亡人”の女性の似顔絵が、行方知れずの娘・萌絵(工藤遥)にそっくりだと指摘。娘は生きているはずなのにいったいどういうことなのか説明してほしいと詰め寄る。エリの説明では、萌絵は10年ほど前に劇団女優を志して家出同然で上京したものの、今でも毎年、誕生日にはプレゼントと直筆の手紙が届くという。萌絵は生きているのか、それとも彼女の死を隠したい第三者が萌絵だと偽ってエリに手紙を送っているのか。

猪狩に真相を調べてほしいと頼まれた直樹は、手伝いを申し出てくれた海外研修帰りの鑑識員・佐久間朗(Travis Japan・宮近海斗)と捜査を開始。特捜班メンバーも合流し、萌絵の行方を突き止めるべく奔走していく。2年ぶりに若手鑑識官・佐久間として登場する宮近に注目だ。