「体調はいかがですか」は、ビジネスシーンで相手の体調を気遣う際によく使うフレーズです。ビジネスメールの書き出しの挨拶として使うことも多いので、正しい使い方を覚えておきましょう。

本記事では、「体調はいかがですか」の意味や使い方・例文、類語や言い換え表現を紹介します。また、ビジネスで相手の体調を気遣う際の注意点についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

「体調はいかがですか」の正しい使い方

  • 「体調はいかがですか」の意味とは?

「体調はいかがですか」は、文字通り相手の体調を気遣う意味で使う言葉です。例えば、病気や風邪などで体調を崩している同僚を気遣う際などによく使います。また、季節の変わり目の挨拶として使うこともあります。

いずれにしても相手への気遣いの言葉であり、上手く使うことで相手に好印象を与えられるので、ビジネスマナーの一つとして使い方をおさえておきたい言葉です。

「体調はいかがですか」は目上の人にも使える?

  • 「体調はいかがですか」は目上の人にも使える?

「体調はいかがですか」は目上の人に使っても問題ありません。「体調はどうですか」としてしまうと砕けた印象になるので避けるべきですが、「体調はいかがですか」であれば丁寧な言い回しです。

「ご自愛ください」「お大事になさってください」など気遣いの言葉を文末にも添えるとより丁寧な文面になります。

「体調はいかがですか」のビジネスシーンでの例文

  • 「体調はいかがですか」のビジネスシーンでの使い方・例文

ここでは、ビジネスシーンで「体調はいかがですか」を使う場合の例文を紹介していきます。

体調を崩した同僚を気遣う

同僚が体調不良で欠勤した際には、その人の仕事をフォローするためにメールを送る場面もあるでしょう。この際、ただ用件を伝えるだけでなく、相手を気遣う一言を添えられると好印象です。

【例文】
・体調はいかがですか。本日の会議はこちらで進めるので、気にせずゆっくり休んでください。

季節の変わり目の挨拶として使う

寒暖差の激しい季節の変わり目は体調を崩しやすい時期。このような時期は、本題に入る前に相手の体調を気遣うことも大切なビジネスマナーの一つです。

単に「体調はいかがですか」と聞くのではなく、下記のように理由を添えて聞くとさらに丁寧な印象を与えます。

【例文】
・寒暖差の激しい時期ですが、体調はいかがですか。
・厳しい寒さが続いておりますが、体調はいかがですか。

体調管理に注意を向けさせる

仕事が立て込んでいると、自分のことは後回しにして無理をする人も少なくありません。そのような人へメールを送る際には、体調を気遣う言葉もかけたいものです。体調管理に注意を向けさせる目的で下記のように使ってみるのもいいでしょう。

【例文】
・お疲れ様です。最近、残業が多いようですね。体調はいかがですか。
・お世話になっております。ご多忙のことと存じますが、体調はいかがですか。

「体調はいかがですか」の類語・言い換え表現

  • 「体調はいかがですか」の類語・言い換え表現

「体調はいかがですか」以外にも、相手の体調を気遣うフレーズはいくつかあります。言い換え表現として使えるので、あわせて覚えておきましょう。

お加減はいかがですか

「加減」にはさまざまな意味がありますが、「お加減はいかがですか」と使う場合は「体の具合」という意味です。つまり、「体調はいかがですか」と同じく相手の体調を気遣う言葉になります。こちらも目上の人に対して使えるフレーズです。

お身体の具合はいかがですか

「具合」にも「健康状態」という意味があり、「お身体の具合はいかがですか」とすることで体調を気遣うフレーズになります。目上の人にも使える丁寧な言い回しです。同僚などに送る場合は「身体の具合はいかがですか」としてもいいでしょう。

ご自愛ください

「ご自愛ください」は、「ご自身のお体を大切にしてください」という意味の言葉です。体調を尋ねる意味はありませんが、これまで紹介してきた類語と同じく体調を気遣うフレーズとして使えます。また、「体調はいかがですか」は書き出しの言葉として使いますが、「ご自愛ください」の場合は結びの言葉として使います。

関連記事: 「ご自愛ください」は目上の人に使える? 意味やビジネスメールでの使い方を例文付きで解説

お大事になさってください

「お大事になさってください」も体調を気遣う言葉です。実際に体調を崩したり怪我をしたりした相手に対して使います。「ご自愛ください」の場合は「健康に気を付けてください」という意味合いで健康な人に対しても使えますが、「お大事になさってください」の場合は実際に体調を崩したり怪我したりしている相手に対してしか使えないので、注意してください。

なお、「どうか」「なにとぞ」「くれぐれも」などをつけるとより丁寧な印象になります。

ビジネスで相手の体調を気遣う際の注意点

  • ビジネスで相手の体調を気遣う際の注意点

ビジネスで相手の体調を気遣う場面は多いですが、使い方次第では相手に不快感を与えてしまうこともあるので注意が必要です。具体的にどういった点に注意すべきか解説していいきます。

相手の立場に合わせて言葉を選ぶ

目上の人や顧客の体調を気遣う際は、特に丁寧な言葉遣いを心がけましょう。「くれぐれも」「どうか」「どうぞ」など状況にあわせた副詞を前に置くと、より丁寧な印象です。

また、「ご自愛ください」「お大事になさってください」などの場合、「ませ」を後につけると丁寧な印象になります。

一方、同僚や部下に対しては、丁寧すぎる言い回しだとよそよそしい印象になってしまうので、少しフランクな言い回しの方がいいでしょう。相手の立場に合わせて上手く使い分けてみてください。

頻度に気をつける

体調を気遣う一言は、相手を思いやる気持ちが表れていて好印象を与えますが、使う頻度には注意が必要です。例えば毎週会っている相手に対して、その都度「体調はいかがですか」と尋ねるのは、やや過剰でしょう。

また、メールでの書き出しの挨拶としても便利ではありますが、毎回使うものではありません。適切なタイミングで使うことを心がけてみてください。

「体調はいかがですか」を使って相手を気遣おう

  • 「体調はいかがですか」を正しく理解して使おう

「体調はいかがですか」の使い方や例文、類語・言い換え表現などを紹介してきました。

ビジネスシーンでは相手の体調を気遣う一言を添えられると、それだけで印象も良くなります。今回紹介した例文などを参考に、ぜひ「体調はいかがですか」をビジネスシーンで活用してみてください。

また、類語・言い換え表現も使えるようにしておくととさまざまシチュエーションに対応できるので、あわせて覚えてみてはいかがでしょうか。