女優の福原遥がヒロインを務める連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の本編最終回が31日に放送され、昨年10月から半年にわたりヒロイン・舞を演じた福原がコメントを寄せた。

  • 福原遥

本作は、福原遥演じるヒロイン・岩倉舞が大空に舞いあがる夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。最終回では、「かささぎ」と名付けられた空飛ぶクルマが、長崎・五島列島の空を飛ぶ日を迎え、舞(福原遥)が初便のパイロットを務めた。東大阪の喫茶ノーサイドには、娘を連れた悠人(横山裕)と久留美(山下美月)、なにわバードマンの同窓生たちや柏木(目黒蓮)ら航空学校時代の同期が集い、その様子を見守った。

■福原遥コメント

まだ私の中には舞がいるので、最終回というのは不思議な気持ちがしています。物語を通して、舞と一緒に私も成長していくような感覚でした。心優しいのはもちろんですが、舞がいつも周りのことを見て周りのために行動するところがすてきで、彼女の生き方や考え方は私に大きな影響を与えてくれたと思います。 最終回の撮影では、五島の皆さんがエキストラとして300人ぐらい集まってくださいました。なかには船で移動しなければならない場所から来てくださった方もいて、島の皆さんの温かさや愛情をすごく感じました。また、空に飛び立つシーンではいろいろなことを思い出しましたが、なかでも“お父ちゃんの工場で作った部品で空を飛ぶ”という夢を実現できたというところには私自身もグッとくるものがありました。 『舞いあがれ!』は、ちょっとつまずいた時や落ち込んだ時などに、「一歩一歩自分なりに頑張ればいいよ」と背中を押してくれる作品だと思います。皆様にも繰り返し楽しんでいただけるような作品になっていたらうれしいです。 最後に、多くの方が温かく心優しい言葉で『舞いあがれ!』を応援してくださり、そのひとつひとつの言葉に励まされていました。ご覧になってくださる方々と一緒に歩んだ半年間だったと思います。本当にありがとうございました。

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