NHK連続テレビ小説(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか)のバトンタッチセレモニーが17日、東京・渋谷のNHKで行われ、4月1日に最終回を迎える『舞いあがれ!』の主演・福原遥と、4月3日にスタートする『らんまん』の主演・神木隆之介が出席した。

  • 神木隆之介と福原遥

セレモニーは、『らんまん』で神木演じる槙野万太郎が通う東京大学植物学教室のセット内で実施。神木は役衣装で登場した。

『舞いあがれ!』は、ヒロイン・岩倉舞(福原)が大空に舞いあがる夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。福原は「本当に1年間、出演者やスタッフの皆さんと一生懸命に走ってきたので、今は少し『舞いあがれ!』ロスになっています。私自身、皆さんと出会えたことが本当に私の一生の宝物だと思っております。『舞いあがれ!』という作品は、どんなに向かい風を受けてもそれに負けずに、諦めずに、ずっと頑張っていればすばらしい景色を見ることができるという思いをすごく感じた作品でした」と振り返り、「私自身もこの作品で学んだことを胸に頑張っていきたいなと思っています」と決意を述べる。

また、最終週の見どころについて「舞は、結婚して子どももいてどんどん成長していますが、舞自身が昔から持っている『空へのあこがれや夢』はずっと失うことなく持ち続けています。舞は絶対に諦めないと思うので、ぜひこれからどういう展開になるのか、どういう夢をかなえていくのか、そこを楽しみに待っていただけたらうれしいです。よろしくお願いします」と語った。

『らんまん』は、日本の植物学の父・牧野富太郎がモデルにした主人公・槙野万太郎(神木)の物語。神木は「何か新しい連続テレビ小説の形や表現に少しずつ挑戦していきたいなと思っているので、皆様に『あ、こんな新しい表現あるの!』と新鮮な気持ちで見ていただけるように現場では頑張っております。植物だったりとか、専門的なこともあったりするので、各部が研究しながら丁寧に撮影しております。まっ、大変ですけどね!(笑) みんなで乗り越えてこそだと思うので、ふんばりどころです」と語る。

そして、スタートに向けて「福原さんが紡がれてきた、積み重ねてきたものをちゃんと引き継げるように、初回スタートを切りたいです。『らんまん』は皆様の日常の一部となれる作品になれたらいいなと思っております。皆さん各自のスタイルで気楽に見て、聞いていただけたらすごくうれしいです。よろしくお願いいたします」と意気込んだ。

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