将来ドラマで活躍する女優を発掘・育成するTBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」season3のファイナリストが決定。このほど東京・赤坂のTBSにて囲み会見が行われ、ファイナリストとなった間鍋春希、坂本彩、和多田萌衣、安藤帆花、宮治果緒、栗原一菜、大和奈央、樋口琴美、岸本小雪の9人とプロジェクトの総合プロデューサー秋元康氏が出席した。

  • 前列左から坂本彩、宮治果緒、間鍋春希、樋口琴美、後列左から栗原一菜、和多田萌衣、安藤帆花、岸本小雪、大和奈央

TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」は、幅広い世代に人気の俳優・タレントが所属する田辺エージェンシーと、数多くの番組、ドラマ、映画から、アイドルや楽曲など様々なエンターテインメントを手掛けてきた秋元康氏、そしてTBSがタッグを組んで実施しているプロジェクト。

ファイナリストたちを見届けた秋元氏は「過去2回を見て応募してくださった方も多かったと思うので、その分、夢が近づいたのでは」と述べると「私には無理だとか、縁がないとあきらめてしまっていた子たちも参加してくれた」とこれまでを総括する。

さらに秋元氏は「アイドルのオーディションはある程度フォーマットが決まっているのですが、女優のオーディションというのは、どういう人が女優に向いているのか、どういう魅力があると女優になれるのかというのは、分かりづらい。だからこそ『どうしたらいいんだろう』という戸惑いが新鮮に映りました」と感想を述べる。

ファイナリストに残った9名を見渡した秋元氏は「ここからがスタートです」と声を掛けると「僕らが正解を持っているわけではないので、皆さん自身が正解を見つけていってください」とエールを贈った。

以下、ファイナリストたちがいまの気持ちや今後の意気込みを語った。

樋口琴美(ひぐちことみ)「北海道出身の17歳です。いまは本当に不安しかありませんが、こうやって選ばれたからには責任があると思うので、それに応えられるように精一杯頑張っていこうと思います」

間鍋春希(まなべはるき)「東京都出身の19歳です。まさか自分が選ばれるとうは思っていなかったので、これから演技を頑張っていい女優さんになれたらいいなと思っています」

宮治果緒(みやじかお)「愛知県出身19歳です。通ると思っていなかったので、ファイナリストに残れてすごく嬉しいです。ここに選ばれて立っているというのは、選ばれなかった人の思いも背負っていると思うので、そのプレッシャーを楽しみながらこれからも頑張っていきたいです」

坂本彩(さかもとあや)「宮崎県出身の15歳です。自信はなかったのですが、こうして皆さんと立てて嬉しいです」

栗原一菜(くりはらかずな)「愛知県出身の16歳です。このスタジオに来る前は、自分ならいけると思っていたのですが、演技審査や歌唱審査では緊張しすぎて声が震えてしまって全部を出し切れなかったので、自信がなかったのですが、ここに立ててすごく嬉しいです」

和多田萌衣(わただもえ)「滋賀県出身の18歳です。グループオーディションのときは、1回目の演技で緊張しすぎてセリフとかも飛ばしてしまったのですが、そういうところをしっかり覚えて、もっと素敵な女優になれるように頑張っていきたいです」

安藤帆花(あんどうほのか)「愛知県出身の18歳です。お芝居をしているとき、自分がセリフを言っていないときの表情など、今回の演技の練習をしていろいろ気づいたことがあったので、より自然な演技ができるように頑張っていきたいです」

岸本小雪(きしもとこゆき)「沖縄県出身の17歳です。今回自分が受かると思っていなかったのですが、演技や歌の練習をするのに加えて、目の前にあるゴミを絶対拾ったりと、小さな徳を積んできたので、今後もそういうことを続けて、しっかり頑張っていきたいです」

大和奈央(やまとなお)「徳島県出身の16歳です。私は『静かだね』と言われることが多いのですが、これからは自分のなかにある気持ちをしっかりと出せるような素敵な女優さんになれるように頑張っていきたいです」