JR東日本は、スマートフォンから沿線の弁当やスイーツ・飲料などを予約・決済し、旅先の駅や列車内で受け取れる新サービス「うけとりっぷ」を4月1日から開始すると発表した。「リゾートしらかみ」と「海里」がサービス対象列車となる。

  • 「リゾートしらかみ」は青森駅から秋田駅まで五能線経由で運行

  • 「海里」は新潟~酒田間で運行

もともと「リゾートしらかみ」などにおいて、「ごのたび」の名称でモバイルオーダーサービスを実施していたが、これをリニューアルし、「うけとりっぷ」として他の列車にも展開するという。利用にあたり、会員登録が必要。「うけとりっぷ」サイトから列車を指定して予約・決済し、当日、現地でスマートフォンの予約画面を提示することで商品を受け取れる。予約開始は3月20日10時。4月1日以降に運行する列車の予約を対象とする。

「リゾートしらかみ」では、青森県深浦町で白神山地の恵みを盛り込んだ料理を提供する「セイリング」の「海彦山彦弁当」(2,000円)、秋田駅近くのイタリア食堂「ビランチャ」の「前菜6種&比内地鶏親子丼ハーフ&錦牛焼肉丼ハーフ」(2,600円)、秋田の日本酒&ワインセット(1,300円)など用意。「海里」では、新潟の老舗がこだわりの味を詰め込んだ「加島屋御膳」(2,700円)、「食の都庄内親善大使」を務める土岐正富氏が監修し、庄内の豊富な食材を生かした弁当「庄内弁」(2,600円)を用意する。