JR北海道は15日、留萌本線石狩沼田～留萌間のラストランに向けた取組みを発表した。3月18日から車両の増結を行い、最終運行日の3月31日に留萌市と沼田町をイメージしたヘッドマークを装着。留萌駅と恵比島駅で同社主催の「お別れセレモニー」を開催する。

  • JR北海道が留萌本線石狩沼田～留萌間のラストランに向けた取組みを発表

石狩沼田～留萌間の最終運行日は2023年3月31日の予定。JR北海道はラストランに向けた取組みとして、3月18～30日の13日間、全列車において車両を1両増結し、キハ54形2両編成で運転する。

最終運行日の3月31日、全列車において車両を3両増結し、キハ54形1両・キハ150形3両の4両編成で運転。留萌市と沼田町をイメージしたヘッドマークも装着する。留萌市のヘッドマークは、名勝「黄金岬」と日本海に沈む夕日やカモメがモチーフに。沼田町のヘッドマークは、町特産のトマトの赤を基調に、NHKドラマ・映画『すずらん』のロケ地「明日萌駅」をモチーフとした。

  • 留萌市のヘッドマークデザイン(JR北海道提供)

  • 沼田町のヘッドマークデザイン(JR北海道提供)

  • 恵比島駅で「お別れセレモニー」を開催(JR北海道提供)

  • 留萌駅でも「お別れセレモニー」が開催される

「お別れセレモニー」は、留萌駅で11時50分から12時20分まで、恵比島駅で13時25～55分に開催。両駅とも花束贈呈と出発合図、列車の見送りなど行う。3月31日は留萌本線の一部駅にて、地元自治体等が主催するお別れイベントも開催予定となっている。