コカ・コーラシステムは、「コカ・コーラ」とアメリカを代表するテネシーウイスキーブランド「ジャックダニエル」(ブラウンフォーマン社)をミックスした、「コカ・コーラ」を用いた初のRTD「ジャックダニエル&コカ・コーラ」を4月10日から全国発売する。

発売に先駆け、3月8日に行われた、日本コカ・コーラ「ジャックダニエル&コカ・コーラ」新製品発表会の様子をレポートする。

世界で愛される「ジャックコーク」を手軽に楽しめる

発表会の冒頭では、日本コカ・コーラ 代表取締役社長 ホルヘ・ガルドゥニョ氏とブラウンフォーマンジャパン 代表取締役ゼネラルマネージャー アーロン・マーティン氏が登場。「ジャックダニエル&コカ・コーラ」発売に向け、メッセージを寄せた。

  • 写真左:日本コカ・コーラ 代表取締役社長 ホルヘ・ガルドゥニョ氏、写真右:ブラウンフォーマンジャパン 代表取締役ゼネラルマネージャー アーロン・マーティン氏

「2018年にコカ・コーラ社初となるアルコール飲料『檸檬堂』は日本で企画されました。その発祥の地で、『コカ・コーラ』を使った初めてのRTD製品が登場します。米国を象徴する2つのブランドがグローバルに手を結んだこの商品は、『コカ・コーラ』の爽やかな味わいと、『ジャックダニエル』の豊かな風味を絶妙なバランスで楽しめるRTDです。今回の新製品で、2つのブランドがさらなる成長をできることを期待していますね」と日本コカ・コーラのホルヘ代表取締役社長は期待を寄せた。

また、ブラウンフォーマンジャパン 代表取締役ゼネラルマネージャー アーロン・マーティン氏は「ジャックコークは『コカ・コーラ』『ジャックダニエル』両ブランドの歴史と同じほど、110年以上前からアメリカで楽しまれている飲み方であり、口コミで世代から世代に引き継がれ、アメリカンクラシックカクテルとして定着しています。今では世界中の人々を繋げるようなバーカクテルとなりました。私も早速飲みましたが、絶妙なバランスでメイクされています。この本格的な味わいを、手に取りやすいRTD製品として提供していきます」と語った。

アルコール度数は両方の味わいを楽しめる「7%」

日本コカ・コーラ アルコールカテゴリー事業本部長 関口朋哉氏からは、商品特徴について説明が行われた。

  • 日本コカ・コーラ アルコールカテゴリー事業本部長 関口朋哉氏

RTD市場は長期的に拡大しており、特にハイボールカテゴリは市場の成長を上回る伸びを見せている。日本コカ・コーラでは、2018年にはコカ・コーラ初となる「檸檬堂」が登場、今回登場する「ジャックダニエル&コカ・コーラ」は同社のメイン商品「コカ・コーラ」を使った初のアルコール製品だ。

ジャックダニエルもコカ・コーラも、100年以上の歴史を持つ世界的なブランドであり、両方を一度に楽しむ「ジャックコーク」は1907年から楽しまれているという。そして世界中で「ジャックダニエル」の約40%はコーラ系飲料と一緒に飲まれているそうだ。今回の「ジャックダニエル&コカ・コーラ」テネシーウイスキーの風味豊かな甘みとほろ苦さが、コカ・コーラの爽やかさを際立たせる絶妙なバランスでミックスされている。

  • パッケージは両ブランドをしっかり押し出したシンプルなデザインだ

アルコール度数は7%。各国のマーケティングに合わせてアルコール度数は調整しているが、日本においてはコカ・コーラとジャックダニエル両方の味が楽しめるバランスとして7%に設定している。ターゲットはRTDに高品質を求める方や、ウイスキー・ハイボールを楽しむ方とのこと。容量は350ml缶、希望小売価格は税別210円。