嵐の相葉雅紀が主演を務めるTBS系ドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』(4月9日21:00~22:48)のポスタービジュアルが8日、公開された。また新たなキャストも発表された。

  • 『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』ポスタービジュアル

プロデューサーを務めるのは、人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』をはじめとする数々の名作ドラマを世に送り出してきた石井ふく子氏。2018年に放送されたドラマ特別企画『あにいもうと』、2020年の新春ドラマ特別企画『あしたの家族』と、今もなお精力的に作品を生み出している石井氏が贈る今作は、最も親交の深い脚本家であった故・橋田壽賀子さんに捧げる愛の物語で、亡くした姉と瓜二つの女性に出会った青年に起きる愛と奇跡の物語だ。

主人公・杉信也を演じるのは相葉雅紀。信也の心を救うヒロイン役は上戸彩、信也の亡き姉に瓜二つで、物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」の店主役を坂本冬美、その従業員役を一路真輝、おにぎり店の常連で声優を目指し挑戦し続ける青年役を仲野太賀、「たちばな」の店主・香を利用しようと近寄る謎の男を船越英一郎が演じる。

このたび本作のポスタービジュアルが公開された。物語の舞台となるおにぎり専門店「たちばな」に集う人物たちが一堂に会し、笑顔溢れる表情と春を感じさせる温かな色合いでアットホームな「たちばな」を表現している。また、美味しそうなおにぎりの存在は「おにぎりが人の縁を結んでいく」ことを表している。その中で相葉演じる主人公の表情には深い悲しみと孤独が存在しており、周囲と馴染まず心を閉ざす信也の心情が伝わってくる。

さらに、新たな追加キャストとして、橋田壽賀子に縁の深いえなりかずき、角野卓造、中田喜子、野村真美、藤田朋子、小林綾子、石坂浩二の出演が決定した。この7人が本作をさらに豊かに彩っていく。

『渡る世間は鬼ばかり』でお馴染みのえなりは信也の大学の同級生・川原亮太(かわはら・りょうた)を演じる。川原が信也を「たちばな」に連れて行くところから物語は動き出す。建材メーカーの営業部に所属する川原は陽気なムードメーカーで、「たちばな」でも気さくに常連客たちとコミュニケーションをとっている。信也の過去を唯一知る存在で、密かに信也のことを気にかけている。

石井・橋田作品に多数出演し、ふたりの作品には欠かせない存在である角野は、「たちばな」の常連客であり、皆のお父さん的存在の田辺則行(たなべ・のりゆき)を演じる。田辺は既に定年退職しているが、以前は上場企業の管理職を務めていた元サラリーマン。「たちばな」でも、みんなのまとめ役のように振る舞っているが、実は家では孤独を感じている。物語が進む中でその理由が思わぬかたちで明かされることになる。

『渡る世間は鬼ばかり』で姉妹役を演じた中田、野村、藤田は「たちばな」の常連客役として約4年ぶりに再集結する。そして石井および橋田の作品に数々出演している小林は助産師役を演じる。

俳優やナレーター、司会者と多岐にわたって活躍する石坂は、『渡る世間は鬼ばかり』に続きナレーターとして出演する。

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