お笑いコンビの博多華丸・大吉が、テレビ朝日系で放送されるWorld Aquatics世界水泳選手権『世界水泳福岡2023』の「テレビ朝日 世界水泳福岡 応援団」に就任したことが8日明らかになった。

  • 博多華丸・大吉=テレビ朝日提供

約190の国と地域から2400人を超えるトップ選手が出場する世界水泳。東京五輪でかなわなかった有観客開催が実現する今大会には、東京五輪で個人メドレー2冠を達成した大橋悠依や、東京五輪・男子200メートルバタフライ銀メダリスト・本多灯をはじめ、世界水泳ブダペスト・男子100メートルバタフライで日本初のメダリストとなった水沼尚輝、同大会の男子200メートル平泳ぎで銀メダルを獲得した花車優ら実力者たちが出場予定。さらに東京五輪でリレーメンバーとして奇跡の代表復帰を果たした池江璃花子は6年ぶりの世界水泳での代表入りが期待されている。戦いの舞台は、北島康介が世界大会初メダルを獲得した2001年と同じ福岡。地元で22年ぶりに開催されるということで、華丸・大吉に白羽の矢が立った。

大吉は「まさかこんな大規模だと思っていなかったので、ちょっとうろたえているというのが正直なところです」と不安を吐露するも、「頑張りたいと思います!」と力強く宣言する。一方の華丸は、「僕的には、就任させていただいてすごく助かります」とコメント。実は華丸の高校の同級生の息子が水球の日本代表・荒木健太で、同級生から水球があまり注目されていない現状を憂いて、「『お前の力でどげんかならんもんか!』と言われていたところだった」と明かす。それだけに「就任させていただいたので、競泳はもちろん、水球も含め、全ての競技を盛り上げられればなと思っております!!」と誓った。

コメントは以下の通り。

■世界水泳福岡2023“応援団”博多華丸・大吉

大吉:ちょっと前まで、我々は吉本興業のイベントの宣伝隊長をやっていたので、今回のお話をいただいた時もそのノリで「うれしいな! ぜひぜひ!」という気持ちだったんですけど、まさかこんな大規模だと思っていなかったので、ちょっとうろたえているというのが正直なところです。改めて考えると、世界水泳なので、それはそうだろうなと。動揺は隠しきれていませんが、頑張りたいと思います! 世界大会が地元で開催されるだけでなく、22年ぶりに帰ってきてくれるのはすごくうれしいですし、前回大会のノウハウがあるので、前回以上に盛り上がるのは確実だと思います。

華丸:僕的には、就任させていただいてすごく助かります。というのも、僕の高校の同級生の息子が荒木健太くんという水球の日本代表選手なのですが、水球はあまり注目されないらしく、「お前の力でどげんかならんもんか!」と言われていたところだったので。就任させていただいたので、競泳はもちろん、水球も含め、全ての競技を盛り上げられればなと思っております。お客さんも福岡の方が多いでしょうから、そういった意味でも我々がお役に立てればなと思っております。僕は水泳をやっていたこともあり、22年前は「水泳がこれだけ盛り上がるんだ!」と、とてもセンセーショナルで記憶しております。当時も福岡の街は大盛り上がりでしたけど、今回はもっと盛り上がるんじゃないですかね!

■世界水泳福岡2023<7月14日~30日>

  • アーティスティックスイミング 7月14日~22日
  • 飛込 7月14日~22日
  • 水球 7月16日~29日
  • オープンウォーター 7月15日~20日
  • 競泳 7月23日~30日
  • ハイダイビング 7月25日~27日