俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』(毎週月曜22:00~)第8話がきょう6日に放送される。

  • 草なぎ剛=カンテレ提供

2015年の『銭の戦争』、2017年の『嘘の戦争』に続くシリーズ第3弾は、“政界”を舞台にした弱者による強き権力者への復讐劇。愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快エンターテインメントとなっている。

泰生(白鳥晴都)の事件の真相を書いた由貴(宮澤エマ)の記事は、鶴巻(岸部一徳)によって握りつぶされた。鴨井(片平なぎさ)の地位をおびやかす鷲津(草なぎ)の行動をこれ以上見過ごせないと判断した鶴巻は、鷲津を永田町から排除するよう鷹野(小澤征悦)に命じる。

一方の鷲津もまた、鶴巻が本気で自分をつぶしにくると覚悟を決めていた。そうなる前に何とかして鶴巻の権力を奪うだけのネタを手にしたい。そう考えていると、鶴巻が国内最大手のIT企業と特別な関係にあることをにおわせる一通のメールが届く。しかし、その差出人の名前を盗み見た眞人(杉野遥亮)はみるみるうちに表情を曇らせて……。

その頃政権交代をもくろむ鶴巻は、自らの息がかかった鴨井を日本初の女性総理にしようと暗躍していた。そのことに気分を害した竜崎(高橋克典)は、鶴巻をけん制するため、泰生の事件を表沙汰にしようとする鷲津をバックアップ。事件は瞬く間に世間の注目の的となり、可南子(井川遥)の元にも多くのマスコミが押し寄せる。その様子をある人物が離れた場所から見つめていた。