「時給以外で働くっていうのを経験したことがない」――1日に東京・台場のフジテレビから生放送された次世代芸人のお笑い賞レース『ツギクル芸人グランプリ2026』で優勝したお笑いコンビ・相性はいいよねが、優勝会見で現在のアルバイト事情を明かした。エビランドは時計の電池交換などの仕事を約13年、ヤダヤムクンはラーメン店で約10年続けており、優勝を決めた2本目のコントには、アルバイト先での経験も生かされていた。

  • 『ツギクル芸人グランプリ2026』王者の相性はいいよね(エビランド、ヤダヤムクン)

    『ツギクル芸人グランプリ2026』王者の相性はいいよね(エビランド、ヤダヤムクン)

エビランド、優勝直前までアルバイト「3日も入っています」

現在もアルバイトをしているのかと聞かれると、2人はそろって「しています」と回答。エビランドは、

宝飾品を扱うECサイトで、時計の修理や電池交換などを担当しているというエビランド。優勝前日にも『ツギクル芸人グランプリ』の打ち合わせ前に2時間勤務しており、「今日、明日はお休みですけど、一応(8月)3日もバイト入ってます」と明かした。

優勝を機に、お笑いだけで生活することへの期待を向けられると、「もし行けたら、それは最高ですけれども」としながらも、まだ実感はない様子。「バイトがない世界というのが、ちょっと分からない」「時給以外で働くっていうのを経験したことがない」と戸惑いを口にした。

それでも、「もちろんお笑い一本でやりたい」ときっぱり。長年支えてくれた職場への思いも強く、「バイト先の人にもお世話になったので、どこかでそこにも恩返しできたら」と感謝を語った。

約10年のラーメン店勤務、町中華での出会いが決勝ネタに

一方、ヤダヤムクンはラーメン店で約10年間アルバイト。長年働く中で腕を上げ、現在ではスープ作りまで任されるようになったという。

町中華でも働いた経験もあり、優勝を決めた2本目のコントは、その店を営む夫婦がモチーフになっていると説明。店の母親について「本当に東京の親みたい」と感じたことからネタが生まれたといい、「そこも感謝したい。恩返ししたいです」と話した。アルバイトで出会った人との関係が、王者へと導くコントにつながっていた。

そこから、エビランドが「今後もさまざまなアルバイトを経験してもらって、ネタの着想を得てもらって」と提案されると、ネタ作り担当のヤダヤムクンは「まずバイトをやめさせてください!」と即答し、笑いを誘った。

現在も両親から借りた金を返せておらず、優勝当日もフジテレビからの帰りの電車賃がないというヤダヤムクン。両親には税金なども支払ってもらったことがあるといい、「相当苦労をかけてきたので、(賞金200万円で)返していきたいです」と誓っていた。

【編集部MEMO】
『ツギクル芸人グランプリ』歴代優勝者
第1回(2019年)ザ・マミィ(プロダクション人力舎)
第2回(2021年)金の国(ワタナベエンターテインメント)
第3回(2022年)ストレッチーズ(太田プロダクション)
第4回(2023年)ナイチンゲールダンス(吉本興業)
第5回(2024年)えびしゃ(※現・海老車)(ワタナベエンターテインメント)
第6回(2025年)豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント)