嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)で家康の正室・瀬名/築山殿を演じている有村架純がこのほど、役作りや松本演じる家康の魅力などについて語った。

  • 瀬名役の有村架純と家康役の松本潤

第62作大河ドラマとなる本作は、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『リーガル・ハイ』、『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手がける。

大河ドラマ初出演で、家康の正室・瀬名/築山殿を演じている有村は、「史実上、瀬名(築山殿)は悪女だったのではないかというお話も残っていますが、“本当はそうではなかったんじゃないか”というのを、古沢さんが面白く脚本で描かれていて。なので、家康さんに対して、“手のひらで転がす”じゃないですけども、それぐらいの受け皿を持って、基本的にはなるべく笑いの多い人物にしようと意識しています」と語る。

そして、「松本潤さんとは初共演から10年ほど経ちますが、時間をかけて松本さんの人柄を知っていく中で、チャーミングな部分が感じられて。それが今回の家康さんにもすごく反映されているような気がします。やはり武将なので、少し傲慢に物事を考える部分もあったりはしますけれど、放っておけない部分だったり、みんなが手を差し伸べたくなるような家康さんだからこそ、そことの調和がとれているというか。とてもバランスがお上手だなと思います」と家康役の松本を称賛。

「役者の皆さんがそれぞれのキャラクターを本当に魅力的に演じられていて、私も負けないよう、この物語の一部となれるように、精いっぱい奮闘しております。時代が1年2年経つごとに、どんどん変わっていきますが、そんな激動の時代をぜひ体感していただけたらと思います」と呼びかけている。

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