アイドルグループ・なにわ男子の長尾謙杜が、嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)に出演することが10日、発表された。大河ドラマ初出演で、本当の信玄を知る家康の異父弟・久松源三郎勝俊役を演じる。

長尾謙杜

第62作大河ドラマとなる本作は、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『リーガル・ハイ』、『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手がける。

長尾謙杜が演じる久松源三郎勝俊は、家康の母・於大(松嶋菜々子)と久松長家(リリー・フランキー)の間に生まれ、家康の異父弟として若き頃より人質として武田家へ預けられ、信玄(阿部寛)のもとで暮らす。徳川と武田の関係がこじれる中、その身を案じた家康は、服部半蔵(山田孝之)を通じて源三郎に甲斐脱出を命じる。

なお、長尾は昨年、松本が主演を務めたテレビ朝日系ドラマ『となりのチカラ』で松本と初共演を果たしている。

長尾のコメントは以下の通り。

■演じる人物の印象

台本を頂いた時に特に感じたことはやはり戦国時代はすごい時代だなということです。
敵地に人質として行くという経験を僕はした事がないので、自分に置き換えると事の大きさは違えど、どういった経験が近いのかななど、たくさんの想像が膨らみました。色々な葛藤や夢を抱えながら前に進んでいくという部分などでは共通する部分があると思うので、源三郎に寄り添って演じさせて頂こうと思います。
歴史が大好きな方やあまり知らないよという方など、たくさんの方々に楽しんでもらえるよう頑張ります。

■大河ドラマ初出演にあたって

大河ドラマに出演することが僕の中で一つの夢、自分が描く道という思いで頑張っていたので、それを実現できて本当にうれしいです。
今回の作品で演じる役を考えると、僕の名前の由来が上杉謙信から来ているので少し複雑な気持ちもありますが、いつか武田信玄を倒せるように頑張ります!
先日、初めて所作の指導をして頂いて、日本の文化の素晴らしさや、改めて礼儀などを勉強させて頂いて、大河ドラマは俳優としても人としても成長させて頂ける場だなと感じました。
また、カツラはすごく楽しみです。先日、カツラの採寸をして頂いて、ドキュメンタリーなどの映像で見ていた事を経験できてすごく新鮮でうれしかったです。カツラにも注目して頂けたらうれしいです。

■印象的な古沢良太作品

「コンフィデンスマン JP」シリーズはどこから騙しが入っているんだろうと考えながら見たり、伏線回収が素晴らしかったりと最後までワクワクの作品でした!
古沢さんの『どうする家康』のインタビューで、家康殿の人生がすごく面白くてピンチの連続で波瀾万丈とおっしゃっていて、青春ドラマやホームドラマの要素も描きたいとおっしゃっていたので、それをどう描くのかがすごく楽しみです!!

■異父兄・徳川家康役の松本潤との共演にあたって

潤くんに出演することが決まった時に一番に連絡させて頂きました!
『またよろしゅう』と返信を頂いて、そのお言葉に答えられるように頑張りたいと思います!!
潤くんとは去年に一度ドラマで共演させて頂いてその際にたくさんのことを学び、同じグループの最年少として目指している先輩なので今回も多くのことを学び、これからに生かしたいと思います。
潤くんとは事務所の大先輩という関係ですが、役では異父兄弟。でも家康殿。距離が近くなったのか遠くなったのか難しいです笑笑
事務所の後輩としては先輩と距離を縮められたらうれしいです!!