現在放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の世界観が体験できる施設「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」が22日、静岡県浜松市にプレオープンし、俳優の板垣李光人がプレオープンを記念したセレモニーに出席した。

  • 左より板垣李光人、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサー

第62作大河ドラマとなる本作は、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、『ALWAYS 三丁目の夕日』、『リーガル・ハイ』、『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手がける。

板垣は本作で、女城主直虎によって大切に育てられた井伊家の御曹司で、家臣団の新戦力として活躍する井伊直政を演じる。

そして本日22日に「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」が浜松城公園の隣にプレオープンし、同日プレオープンを記念して行われたセレモニーには、浜松市の鈴木康友市長とともに板垣らが出席し、テープカットなどが行われた。

「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」館内には、歴代の大河ドラマで徳川家康を誰がどのように演じてきたのかを紹介するパネルや、ドラマで使用された衣装や甲冑(かっちゅう)が展示されているほか、主人公・徳川家康を演じる松本潤の等身大パネル、登場人物の相関図なども展示されている。

板垣は「ドラマではまだ井伊直政は登場していないのですが、浜松に来てこれから撮影していくうえでも本当に力をいただきましたし、地元の皆様のご期待に応えられるような井伊直政を演じていきたいと改めて感じました。大河ドラマ館には、徳川家康に関連したドラマで実際に使われている衣装が展示されているなど、この作品を観ていただいた方にとって、たまらない展示になっていると思います」と語った。

なお、同館は2月末で一度休館し、その後ドラマの内容にあわせて展示を変え、物語の舞台が浜松に向かう3月18日にグランドオープンする予定となっている。