――いろいろなオーディション出身の方たちが活躍されていますが、『ワタジョ』出身メンバーで芸能界を盛り上げていきたいという思いもお持ちでしょうか。

幸澤:私自身、飯沼さんが日曜劇場に出演すると聞いたときすごくうれしくて、自分のことのように喜びましたし、飯沼さんが頑張っていると私も頑張ろうって刺激をもらいます。同じ夢を持っている同世代の方と話せることもうれしいので、season3でそういう方たちが増えるのはうれしいですし、ライバルですけど仲間としても一緒に成長できたらなと思います。

飯沼:season2の方は、season1とは違ったオーディションの形でいろんなことに挑戦されていてたくさん刺激を受けましたし、皆さんがこれからいろんなドラマなどに出演されていくのを見て私もうれしい気持ちになったり、頑張ろうと思えたりするだろうなと。season3の方からもたくさん刺激をもらって、みんなで一緒に「ワタジョ」出身として盛り上げていけるよう頑張りたいです。

――幸澤さんは「天使が通る」でメジャーデビューもされましたが、この話を聞いたときはどう思いましたか?

幸澤:最初は戸惑いが大きかったです。人前で歌うことが苦手だったので、いろんな方に自分の歌やダンスを見てもらうのは怖かったです。でも、やってみたら楽しかったですし、経験したものが多ければ多いほど得るものも多いので、これからも自分のできることの幅を広げていけたらなと思います。

――お二人が今後についてどう思い描いているか、目標もお聞かせください。

飯沼:将来ここにたどり着きたいというのはなく、限界を作らず頑張っていきたいなと思います。でもやっぱり一番はお芝居が素敵な女優さんになりたいです。お芝居で評価されたらすごくうれしいですし、20代、30代になってもこのお仕事を続けられるように、目の前のことを精一杯頑張りたいです。

幸澤:今はとにかくいろんな作品に出て、たくさん経験を積みたいという思いがすごくあります。そして、飯沼さんから応募する勇気をもらったように、私も一歩踏み出す勇気を与えられるような女優さんになりたいです。

――「ワタジョ」出身者でやってみたいことはありますか?

飯沼:雑談会とかやってみたいですね。season2の方で直接話をしたのは幸澤さんだけなので、みんなといろんな話をしたいです。

幸澤:楽しそう! やりたいです。

――最後にseason3に応募しようか迷っている方にメッセージをお願いします。

飯沼:私は、自信のない方にこそ挑戦してもらいたいなと思います。ありがたいことにファンレターをいただくのですが、「飯沼さんの言葉を受けてseason2応募してみました。結果は振るわなかったけど、挑戦できた自分にすごく自信がつきました」という手紙をいくつもいただいて、私自身もオーディションを振り返って勇気を出してよかったなと思います。自信につながると思うのでぜひチャレンジしてみてほしいです。

幸澤:応募することに意味があるなと思っていて、応募するということは一歩踏み出すということなので、それはすごく大事なことだなと思います。不安だけど一歩踏み出してみたいと思っている方がいたら、挑戦してもらいたいなと思います。

■飯沼愛
2003年8月5日生まれ、香川県出身。2021年に「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で応募総数9000人の中からグランプリに輝き、同年放送された同局のよるおびドラマ『この初恋はフィクションです』で女優デビューにして初主演を務めた。2022年は同局のドラマストリーム『パパとムスメの7日間』と日曜劇場『アトムの童』に出演した。
■幸澤沙良
2005年9月27日生まれ、神奈川県出身。2022年に「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」で応募総数5500人の中からグランプリを受賞。同年放送された同局のよるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』で女優デビューにして初主演を務めた。