JR西日本は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、山陽新幹線小倉~博多間の発車間隔を均等化すると発表した。博多南線(博多~博多南間)も日中時間帯などの一部列車において、発車時刻がパターン化されている。

  • 山陽新幹線「こだま」や博多南線の列車などに使用される500系

山陽新幹線小倉~博多間では、ダイヤ改正後も1日あたりの列車本数に変動はないとのことだが、現行ダイヤにおいて運転間隔の空く時間帯があったため、これを見直す。日中時間帯、小倉駅での下り列車(博多方面)の最大発車間隔を現行の27分から20分、博多駅での上り列車(小倉方面)の最大発車間隔を現行の24分から21分に短縮する。

通勤等の利用が多い8時台も見直しに。現在、小倉駅では8時台に発車する下り列車が4本しかなく、「みずほ601号」(小倉駅8時12分発)の後、「こだま833号」(小倉駅8時34分発)まで22分待つ必要があった。ダイヤ改正後、小倉駅を8時台に発車する下り列車が6本に増え、最大発車間隔を現行の22分から14分に短縮。博多駅でも8時台に発車する上り列車を現行の6本から7本に増やし、最大発車間隔を現行の18分から13分に短縮する。

博多南線もダイヤ改正後の運転本数に変更はないが、下り・上りともに時刻を変更する。日中から夜間にかけて発車時刻をパターン化した時間帯もあり、下り(博多南行)は10~16時台の毎時9分、16~20時台の毎時53分、19~23時台の毎時12分に博多駅を発車。上り(博多行)は10時台と12~17時台の毎時42分に博多南駅を発車する。