JR東海は、2023年3月18日のダイヤ改正で、夜間に運転される上り「ひかり」の所要時間を短縮すると発表した。この中で、豊橋駅に停車する上り最終「ひかり」を変更し、豊橋駅の発車時刻を7分繰り下げることも発表されている。

  • 東海道新幹線で活躍するN700系

東海道新幹線を走る「ひかり」は、新横浜~名古屋間で途中の小田原駅または豊橋駅のみ停車するタイプ、静岡県内の複数の駅に停車するタイプ(静岡駅・浜松駅のほか、一部列車は熱海駅または三島駅にも停車)など、複数の停車パターンがある。新横浜~名古屋間で途中の豊橋駅のみ停車するタイプの「ひかり」はおおむね2時間間隔で運転される。

現在、新大阪駅19時21分発の上り「ひかり664号」が豊橋駅に停車する上り最終「ひかり」となっており、豊橋駅に6分停車して20時55分に発車。終点の東京駅に22時18分に到着する。その後、豊橋駅を通過し、浜松駅と静岡駅に停車する上り「ひかり522号」が運転される。ダイヤ改正で「ひかり664号」と「ひかり522号」の停車駅を一部入れ替えることになり、「ひかり664号」は豊橋駅を通過して浜松駅に停車、「ひかり522号」は豊橋駅に停車して浜松駅を通過するという。

ダイヤ改正後の「ひかり522号」は、新大阪駅を19時48分に発車した後、豊橋駅に3分停車して21時2分に発車。東京駅に22時27分に到着する。現行の「ひかり664号」と比べて、新大阪駅から豊橋駅までの所要時間が17分短縮されるとともに、豊橋駅の発車時刻が7分繰下げに。「首都圏から『ひかり』で日帰りの豊橋滞在時間を拡大します」「豊橋から『ひかり』で日帰りの関西地区滞在時間についても拡大します」とJR東海は説明する。

なお、ダイヤ改正後の「ひかり522号」は豊橋駅に続いて静岡駅にも停車。現行の「ひかり522号」と比べて、静岡駅の発車時刻が10分繰上げ(現在は静岡駅21時41分発、ダイヤ改正後は同駅21時31分発)となる一方、新大阪駅から静岡駅までの所要時間を8分短縮し、静岡駅から東京駅までの所要時間も5分短縮する。その前後に運転され、静岡駅に停車する上り「ひかり520号」「ひかり666号」も所要時間の短縮を図り、「ひかり520号」は静岡駅から東京駅まで4分短縮、「ひかり666号」は新大阪駅から静岡駅まで2分短縮、静岡駅から東京駅まで1分短縮するとのこと。