JR東海は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、東海道新幹線「のぞみ」定期列車の一部において東京~新大阪間の所要時間を短縮するとともに、東京駅での「のぞみ」定期列車の発車間隔を改善すると発表した。

  • 東海道新幹線「のぞみ」定期列車19本(下り12本・上り7本)で所要時間が短縮される

ダイヤ改正後、東海道新幹線で所要時間を短縮する「のぞみ」定期列車は上下計19本。東京駅を7~17時台に発車する下り12本、東京駅に17~20時台に到着する上り5本について、東京~新大阪間の所要時間を現行の2時間27分から2時間24分(3分短縮)とする。

早朝・夜間に運転される上り2本も所要時間を短縮。岡山駅を6時1分に発車する現行の上り「のぞみ84号」(ダイヤ改正後は「のぞみ70号」)、新大阪駅を20時0分に発車する上り「のぞみ252号」について、新大阪駅から東京駅までの所要時間を3分短縮し、同区間を2時間24分で運転する。

東京駅では7~18時台にかけて、定期列車・臨時列車の設定変更により、「のぞみ」定期列車の発車間隔を平準化。現在、「のぞみ」定期列車の発車間隔が21分空く時間帯があり、ダイヤ改正後は「のぞみ」定期列車の最大発車間隔を18分に改善する。