アイドルグループ・King & Princeの高橋海人、女優の桜井ユキ、田中みな実がこのたび、テレビ朝日系ドラマ『ボーイフレンド降臨!』(毎週土曜23:00~)のクランクアップを迎えた。10日には第8話が放送される。

  • 左から桜井ユキ、高橋海人、田中みな実=テレビ朝日提供

ラブコメの名手・田辺茂範氏がオリジナル脚本を手掛ける同作は、高橋演じる謎多き記憶喪失の青年・アサヒと、人生の分岐点で行き詰まる35歳の女性・桜井演じる茶谷かしこ&田中演じる佐藤渉の12歳差男女3人によるトライアングル・ラブコメディ。アサヒへの渉の思い、そしてかしこの思いが伝わったのも束の間、アサヒは漆畑澄人としての記憶を取り戻し、さらにかしこたちに事実を隠されていたことを知る。

物語も大詰めを迎える中、ついに高橋は桜井と共に最後のシーン撮影を終え、先にクランクアップを迎えていた田中も駆けつけてオールアップのときを迎えた。大きな拍手が巻き起こる中、撮影を走り抜けた3人は満面の笑顔をのぞかせながら「本当に楽しい現場だった」と語り、名残惜しそうな様子を見せる。高橋は撮影を振り返りながら「初めての単独主演という立場で現場に臨ませてもらったり、初めて1人で2つの人格を演じさせていただいたり、そもそもラブコメも初めてだったりと、僕自身、初めてづくしで最初は緊張していました」と明かすが、撮影を終えた今「『ラブコメって楽しいな!』と改めて感じました!」と大きな笑顔を見せた。また初のラブコメに挑んだことで「自分の中の殻を破ることができ、今後の芝居人生において、とても価値のある撮影期間でした」と話し、時おり感極まって言葉に詰まる場面も。最後には「桜井ユキさん、田中みな実さんという頼りがいのあるお姉さん2人のおかげで、またスタッフの皆さんがとても温かくて、毎日現場に来るのが楽しかったです。本当にありがとうございました!」と感謝の気持ちで締めくくった。

3人のコメントは以下の通り。

■高橋海人(漆畑澄人/アサヒ 役)

今回の現場は、僕にとって初めての単独主演という立場で現場に臨ませてもらったり、初めて1人で2つの人格を演じさせていただいたり、そしてラブコメも初めてだったりと、初めてづくしでとても緊張していて、不安もあったのですが、1話のOAを見て「こんなに素敵に撮っていただけているんだ!」と思いました。充実していて、「ラブコメって楽しいな!」と改めて感じました。これまでは、「自然に」ということを意識して、あまり自分をドラマチックに見せるということをやってこなかったのですが、今回は自分をカッコよく見せるなど、ドラマを見ている人を魅了させる見せ方、役の作り方に挑めたことはとても大きな経験で、自分の中の殻を破れた部分でもありました。今後の芝居人生において、とても価値のある撮影期間でした。主演として、現場を作る人間として、至らない部分もたくさんあったと思いますが、桜井ユキさん、田中みな実さんという頼りがいのあるお姉さん2人のおかげで、またスタッフの皆さんがとても温かくて、毎日現場に来るのが楽しかったです。今はスッキリした達成感と同時に、明日からこの撮影がなくなってしまう寂しさを感じています。本当にありがとうございました! またぜひ、ラブコメでご一緒しましょう!

■桜井ユキ(茶谷かしこ 役)

私はこれまであまりラブコメディー作品に携わることがなかったのですが、海人くん、みな実ちゃんをはじめ、周りの役者さんたちに助けていただきながら一緒にお芝居をできたことがとても心強かったです。本当に現場が楽しかったです。スタッフさんたちがそういう雰囲気作りをしてくださり、座長である海人くんが柔らかい空気を作っていてくれていたこと。日々有難く感じていました。かしこを演じさせていただいて、本当に幸せでした。ありがとうございます。

■田中みな実(佐藤渉 役)

本当に撮りきれるのかなと心配になることもあったのですが、無事にこうやってクランクアップ致しました。撮影を振り返ると、駆け抜けたなという感じでした。一人ひとりの力がとても感じられたチームだったので、仕事していてとてもやりやすかったですし、毎回現場に来るのが楽しみでした。ありがとうございました!