女優の長澤まさみが主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』第7話(毎週月曜22:00~)がきょう5日に放送される。

  • 長澤まさみ=カンテレ提供

ドラマオリジナルの今作は、実在する複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント作品。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤)と彼女に共鳴した仲間たちが10代の女性連続殺害事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描いていく。恵那と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗役として眞栄田郷敦、恵那の元恋人で報道局のエース記者・斎藤正一役として鈴木亮平が出演している。

副総理大臣の大門(山路和弘)が八飛市出身だと気づいた恵那は、新聞記者のまゆみ(池津祥子)に大門の身辺調査を依頼。かつての斎藤の言動から、警察に対し絶大な力を持っていた大門が事件に何らかの形で関与しているのではないかと考える。

一方経理部へ異動した拓朗も引き続き事件を追っていたが、新たな手掛かりは得られず調査は八方ふさがり。このままでは松本死刑囚(片岡正二郎)を救い出すどころか、事件は風化してしまう。落ち込む拓朗が村井(岡部たかし)に愚痴をこぼしていると、そこへとんでもないニュースが飛び込んでくる。

やがてまゆみの協力により大門に関わる重要人物のリストを手に入れた恵那は、ある仮説を立証すべく、多忙な自分に代わってその人物たちを調べてほしいと拓朗にリストを託す。局の看板アナウンサーに返り咲き、もはや自分とは違う世界の住人となった恵那の態度に、不満と寂しさを感じる拓朗。するとその矢先、拓朗の元に意外な人物から電話がかかってくる。