落語家の立川談春が、嵐・松本潤が主演を務める2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演することが1日、発表された。『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019年)以来4年ぶり2回目の大河ドラマ出演で、家康に難題を突きつける食えない男・佐久間信盛を演じる。

立川談春

第62作大河ドラマとなる本作は、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。主人公・徳川家康を松本潤が演じ、脚本を古沢良太氏が手がける。

立川談春が演じる佐久間信盛は、信長の父・信秀(藤岡弘、)の代から織田家に仕える筆頭家老。信長の無謀さや羽柴秀吉(ムロツヨシ)、柴田勝家(吉原光夫)たち次世代の台頭に危機感を覚えつつも、織田家の足元を支える老獪な政治家。東部方面の戦略、徳川の監視役を任され、家康に無理難題をたびたび突きつける。

立川談春のコメントは以下の通り。

――役柄説明を読んで、演じる人物の印象はいかがですか?意気込みとあわせてお聞かせください。

佐久間信盛は他の織田家家臣団とはどうやら一線を画いた存在だったように思います。筆頭家老という立場だけでなく、信長を父信秀の後継者にする為に動いた信長の幼少からの最大の理解者だったのでしょう。最後は信長に捨てられますが、それまでの信長からの信任は厚く家康までをも子供扱いするしたたかな武将と思います。信長ファンからも家康ファンからも好かれない嫌いな男を演じられたらと思います。

――主演・松本潤さんへメッセージをお願いいたします。

信長の代弁者として、家康を嬲り倒すつもりです。
家康殿、お覚悟のほどを