俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)の第45回「八幡宮の階段」が27日に放送され、山本千尋演じるトウが小池栄子演じる政子の自害を阻止して命を救う場面が描かれた。

  • トウ(山本千尋)が政子(小池栄子)の自害を阻止

11月20日放送の第44回「審判の日」で、義時(小栗旬)からの命で源仲章(生田斗真)の暗殺に向かうも、先を読まれ暗殺に失敗、捕らえられてしまったトウ(山本千尋)。第45回では、血だらけで縛られ監禁されているトウが、ボロボロの状態の中、脱出を試みる。異変に気づき戻ってきた見張りの者たちをあっという間に倒し、満身創痍の状態でなんとか部屋を抜け出すことに成功する。

場面は変わり、息子の実朝(柿澤勇人)が討たれ、悲しみに暮れる政子(小池栄子)の手には小刀が握られている。首元に小刀をあて自害しようとした時、背後から止めに入ったのはトウであった。「ならぬ」と止めただけでなく、「あなたが殺して」という政子に対して「自ら死んではならない」と言う。

アサシン善児に育てられ、暗殺者として多くの人を殺めてきたトウが、自害を止め、生きること促した。善児(梶原善)に復讐を果たしてから、暗殺失敗が続いているトウ。自らが監禁され、はじめて死の恐怖にたったとき、トウは何を考えたのか。思いがけない行動をとったトウに驚いた視聴者も多いと思うが、政子を救ったことが今後どう影響していくのか。今後の展開に注目だ。

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