King & Princeの永瀬廉が、10日に放送されたラジオ番組『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送/毎週木曜23:30~23:45頃)に出演。メンバー3人の脱退発表を受け、ファンへの思いや感謝を語った。

今月4日、メンバーの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が、来年5月22日をもってグループを脱退することを発表したKing & Prince。来年5月23日からは、永瀬と高橋海人の2人体制でグループを継続するが、「正直、俺らも2人で、King & Princeとしてこれからも活動していくっていう部分はやっぱり怖いし、不安やし……。だって、最年少2人が、言うたら俺が最年長になるわけで。すごい助けられてた部分もあったから、やっぱり悲しいですよね」と年上メンバー3人が脱退してしまう心境を吐露。「ファンの人もいろんな憶測に惑わされて、落ち込んで、泣いてっていうのは、見ててこっちもつらいよね。気持ちは分かるのよ。だって俺も、隣におった人が急におらんくなる感覚やから……」とショックを受けるファンの心情に寄り添った。

また、メンバーと話し合うなかで、「“解散”っていう選択肢もゼロじゃなかった」と打ち明けつつ、「俺としては、King & Princeというグループをどうしても残したかった」という強い思いを語った永瀬。「やっぱりここまで来れたのは、まぎれもなくみなさんのおかげやと思うから、俺と海人はこの決断をしました」と話し、「だから、3人が悪いとかじゃないのよ。各々の人生だしさ。その背中を押してあげる。尊重するのが、俺らの役目やと思うし。その分、残った2人が、今までKing & Princeを応援してくれてた人たちの寄りかかれる場所にならなあかんなって」と応援してくれるファンのために、グループを続ける決意を吐露。

そして、「所詮はアイドルとファンという関係で、“私たちの気持ちなんて届かないんだ”って思う方もおるかもしらんけど。少なくとも、みなさんのそういう気持ちを感じてたから、俺と海人は残る決断をしたわけで……。だから、“自分たちは何もできなかった”なんて思わんといてほしい。そう思ってくれないと、俺と海人が浮かばれない」と涙声で訴えた永瀬は、「その決断ができたのは、みなさんの存在があったからということを忘れないでほしいな……。みなさんが思ってたかもしれない“たかがファン”っていう存在が、俺らにとっては、アイドルという活動を続ける意味になったっていうことを知っててほしい」と声を振り絞りながらファンに呼び掛けた。

最後に改めて、「感謝してますね。俺と海人に“解散”っていう選択をさせないでくれたみなさんに。だから、King & Princeという形は大幅に変わってしまうけど、自分のできることがある限り、そばにいさせてほしいし、みなさんと一緒にいたいなって思ってます」とファンに感謝した永瀬。「まだ、あと半年ありますから。それまで5人での活動は続けることができるので、いつも通りの俺らを見て楽しんでほしいし、少しでも早く、みなさんに笑顔になってもらえるように頑張ります」と決意を新たにし、「いろんな憶測に惑わされず、俺らから出た言葉を信じて、真っ直ぐ受け止めてもらえたら。5月22日まで笑顔で、3人の背中を押せるように悔いのないような時間を、5人とそしてファンのみなさまと過ごしていきたいなと思います」と明るい声で締めくくった。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。