俳優の菅田将暉と女優の有村架純がW主演を務める映画『花束みたいな恋をした』(21)が、dTVで配信開始した。

  • 映画『花束みたいな恋をした』 (C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

同作はフジテレビ系ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』など次々に話題作を生み出している脚本家・坂元裕二氏がオリジナル脚本を書き下ろした珠玉のラブストーリー。同い年の大学生・山音麦(菅田)と八谷絹(有村)は、偶然、明大前駅で終電を逃してしまい、居酒屋で朝まで時間を潰すことに。話し込むうちに趣味や価値観が一致していることがわかった2人は、運命のように恋に落ち、のちに同棲をスタートさせ、幸せな生活を過ごしていた。しかし、就職活動を始めて麦がイラストレーターの道を諦めて就職したことですれ違いが生じ始めてしまう。

坂元が紡いだリアルなセリフや独創的なシナリオが印象的な同作で、W主演を務めた菅田と有村。フジテレビ系ドラマ『問題のあるレストラン』(15)以来の坂元作品出演となる菅田は、イラストレーターという夢と現実のはざまで揺れ動く麦を繊細に表現。一方の有村は、サブカル好きな等身大の女子大生を自然体で演じ切り、第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞した。