JR九州は25日、佐賀市からの要望を受け、長崎本線佐賀駅の出入口愛称名を決定したと発表した。南口は「佐賀城口(さがじょうぐち)」、北口は「サンライズ口(さんらいずぐち)」となる。使用開始は10月25日から。駅舎内の案内表示等の変更は準備でき次第、実施される。

  • 佐賀駅南口「佐賀城口」イメージ (JR九州提供)

2024年の国民スポーツ大会開催等で、佐賀駅を多くの人が訪れると見込まれるため、よりわかりやすく、親しみを感じられるように、佐賀市から出入口の愛称名設定の要望があったという。

南口の愛称名「佐賀城口」は、佐賀の深い歴史の中でも、幕末維新期において日本の近代化に貢献した輝かしい歴史があることから、この表舞台である佐賀城を多くの人が訪れ、佐賀の歴史に触れてほしいとの願いが込められた。

  • 佐賀駅北口「サンライズ口」イメージ (JR九州提供)

北口の愛称名「サンライズ口」は、佐賀市の新たな拠点となる「SAGAサンライズパーク」が完成することから、「サンライズ」という言葉が広く浸透し、街に活力が生まれ、明るい未来を築いてほしいとの願いが込められている。