テレビ朝日系バラエティ特番『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』2時間半スペシャルがきょう1日(18:30~)に放送される。

  • 左から石原良純、新野央果くん、福田麻貴、かなで=テレビ朝日提供

今回はダムをこよなく愛する博士ちゃん・新野央果(にいのおうか)くん(12歳・中学1年)が、“芸能界屈指のダム愛好家”石原良純、そして3時のヒロイン・福田麻貴&かなでとともに今なお“世紀の大事業”と語り継がれる「黒部ダム」へ。央果くんが以前「“世紀の難工事”といわれた黒部ダムがどう困難を乗り越えたのか、現場を見てみたい!」と熱く語っていたことをスタッフが伝えたところ、関西電力や当時、建設に携わった熊谷組が「博士ちゃんのためなら」と全面協力。テレビ初公開となる“工事誌”と一般公開されていない工事映像を提供してくれたほか、普段は立ち入ることができない非公開エリアの取材を許可してくれた。

黒部ダムは富山県、黒部川の最上流、標高1470メートルに建てられた水力発電専用のダム。えん堤の高さは日本一の186メートル、貯水容量およそ2億トンという、世界でも有数の規模を誇っている。そんな黒部ダム建設の裏側には、現在からは想像できない背景が。約70年前、高度経済成長期の日本は深刻な電力不足に陥り、特に関西地区は週に2日間も電力使用制限がかけられるほど。そこで関西電力は、水力発電の適地とされながら厳しい自然条件により、長年、建設が見送られてきた黒部峡谷でのダム設置を決定。工事期間7年、作業員のべ1000万人、総工費500億円(※当時)を超える一大プロジェクトがスタートしたという。授業のもととなった“工事誌”には、作業員たちが現場で困難に直面した際の生々しい報告から、これまで明らかにされてこなかった工事の詳細なデータまでが記されていた。

ダム好きの良純はロケ中、「これはスゴイ!」を連発し、大興奮で写真を撮りまくりで、央果くんも「当時の人たちの黒部ダムに対する情熱を感じました」と感激しきり。番組では当時実際に工事に携わった生き証人からの告白も交え、黒部ダム建設の秘密を解き明かしていく。

また、「お宝昭和家電探しの旅」の第6弾では“笑って和める昭和家電”にドはまりしている「昭和家電博士ちゃん」仲世古隆貴(なかせこ たかき)くん(17歳)が、「昭和歌謡博士ちゃん」左合桂三(さごう けいぞう)くん(13歳)とタッグを組んで新潟県へ。「お城博士ちゃん」こと栗原響大くん(くりはら ひびき)くん(12歳)は矢田亜希子とともに岡山県高梁市にある「備中松山城」を訪ねる。