新海誠監督の3年ぶりとなる最新作として2022年11月11日(金)に公開される『すずめの戸締まり』より、これまでの特報、予告映像でも登場し、謎に包まれていた 「旅の青年」「白い猫」「小さな椅子」の詳細が公開された。

突き抜ける晴天の下ですずめとすれ違い、鍵を用いて廃墟に佇む扉を閉める「旅の青年」は宗像草太(むなかた そうた)。“災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」である草太は、日本各地に現れる扉を探す旅をしていて、扉のある廃墟に向かう途中ですずめと出会う。予告映像ではすずめと共に懸命に扉を閉めようとする様子が描かれているが、草太が今後すずめとどのように関わっていくのか、注目しておきたい。

そしてすずめの前に突如現れた、謎の「白い猫」。カメラの前で様々なポーズをとり、SNSでもその存在が拡散されているミステリアスな猫の名はダイジン。なんと人の言葉を話すことができ、扉が開く場所に度々出没してはすずめたちを翻弄する。“#ダイジンといっしょ”タグが生まれるほど話題になっているダイジン、その正体や目的とは果たして……!?

さらに予告映像でもひと際目を引くのが、まるで生きているかのように3本脚で駆け回るすずめの椅子。すずめが幼い頃に使っていた、脚が1本欠けた子供用の椅子で、ある出来事をきっかけになぜか“動き出す”ように――。港を離れるフェリーの中で動く姿、すずめと一緒に坂道を駆け上がる姿などが明かされており、謎が深まる。

「あちこちで開け放しにし続けてきてしまった扉を、どのように閉めることが出来るのか。それをすずめに託し、戸締まりをしながら日本列島を旅する物語を作っています」と新海監督が語る最新作『すずめの戸締まり』は、2022年11月11日(金)の公開予定。各詳細は公式サイトにて。

(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会