アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの知念侑李が、テレビ朝日系で11月に独占放送される『世界体操リバプール 2022』のプレゼンターを務めることが31日、明らかになった。メインキャスターには松岡修造が就任し、5度目のタッグを組む。

  • 左から松岡修造、知念侑李=テレビ朝日提供

51回目を迎える今年の『世界体操』は、イギリス・リバプールで男女団体、男女個人総合、男女種目別が行われる。注目は男子団体。2021年の東京五輪、体操ニッポンは2016年のリオ五輪に続く団体連覇を狙うも、ライバルのロシアにわずかに及ばず銀メダル。2024年パリ五輪でリベンジを果たすべく、まずは今大会でメダルを獲得し、五輪出場枠を手にする必要がある。団体メンバーには橋本大輝選手(東京五輪・個人総合金メダル)を中心に、内村航平・白井健三の両氏から指導を受けて急成長を遂げた土井陵輔選手が出場し、谷川航選手&翔選手の“谷川兄弟”も2大会ぶりに世界体操に帰ってくる。さらに日本の苦手なつり輪で高得点が期待できるベテラン・神本雄也選手も。世界体操では2015年のグラスゴー大会以来7年ぶりの金メダルを狙う。2021年北九州大会で最後の着地が1歩ずれたために金メダルをつかみ損ねた橋本は、個人総合でもリベンジを誓う。一方女子は全員が初めての日本代表入りというフレッシュな顔ぶれで世界の強豪たちに挑む。

松岡と知念は、2017年のカナダ・モントリオール大会から5度目のタッグとなる。松岡は「東京五輪でも連日、体操の会場で取材される姿を拝見しましたし、日本の中で最も“体操熱”を感じている方だと思っています。本当の意味で日本の体操をしっかり伝えられる人」と信頼を明かし、「5度目にして、僕たち2人の形が出来上がってきた気がしています!」と“絆”を確信。知念も松岡について「アスリート出身のエンターテイナーですね。修造さんの熱さはあっという間にみんなを巻き込みますし、修造さんがいるとみんな一緒に熱く盛り上がれる……! 僕はそれをとなりで感じることができるから、ホットに体操を伝えることができるんです」と語った。

知念は過去の大会で身をもって体操のスゴさを伝えるため、跳馬、あん馬、平均台にチャレンジしてきたが、今回は橋本が体幹強化のため新たに取り入れたトレーニングに挑戦。バランスボールに乗りながらお手玉をするという練習だったが「実は意外とすんなりできてしまって……(笑)」と笑顔で告白し、「ジャニーズのダンスで鍛えてきた体幹は本物だったんだなと思いました」と、橋本の前で身体能力の高さを発揮してみせたことを打ち明けた。

2人のコメントは以下の通り。

■松岡修造

――5度目のタッグとなる知念侑李さんの印象は?

実は僕、知念さんのこと、アイドルとして見たことはありません。東京五輪でも連日、体操の会場で取材される姿を拝見しましたし、日本の中で最も“体操熱”を感じている方だと思っています。本当の意味で日本の体操をしっかり伝えられる人ですね。日本代表が最も大切にしているのは団体競技だと思いますが、僕も同じ感覚です。やっぱり、世界体操は知念さんとのチームという意識が強いですね。5度目にして、僕たち2人の形が出来上がってきた気がしています!

――今大会の体操ニッポンに期待することは?

選手たちにとって影響があるだろうなと思うのは、やっぱり絶対的支柱の内村航平さんがいないこと。彼の存在は大きすぎるため、さまざまな面で大変だろうと思います。でも、新エースの橋本大輝さんは、人間性を含めて素晴らしいものを持っている方。僕はさまざまなアスリートにインタビューしてきましたが、橋本さんはちゃんと心の声を言葉にできる人なんです。難しい質問で勝負できる数少ない選手のひとりですね。それだけ、常に自分自身と対話しているんだと思うんです。谷川航さん翔さんは、とてもいい兄弟! この2人がいると、チームの雰囲気が変わってくる。ケガなど辛い思いをしながら“かけ(翔)て”きた力が、チームに“わたる(航)”んじゃないでしょうか!

団体は東京五輪で悔しさを経験しましたが、やっぱり団体はひとりでメダルを取りに行くわけじゃない。チーム、いや、日本の視聴者のみなさんとともに取りに行くもの……。僕ら2人も今大会、どこまで選手と視聴者をつなぐ役割が果たせるのか。そんな思いを大事にしながら伝えていこうと思います。

――メインキャスターとしての意気込みをお願いいたします!

体操という競技は技術的なことを話しても視聴者のみなさんが興味を持ってついてきてくれるんですよね。だからこそ、選手が気を配っているルール改正についてもきちんと説明していきたいと思っています。女子は全員が初代表入りのメンバーですが、初めてだからこそ、いいプレッシャーを与えることも考えながら伝えていきたい。しっかりと代表の思いを聞いて、しっかりとみなさんに伝えていく……。それが僕らのスタンスです!

■知念侑李(Hey! Say! JUMP)

――5度目のタッグとなる松岡修造さんの印象は?

修造さんはアスリート出身のエンターテイナーですね。修造さんの熱さはあっという間にみんなを巻き込みますし、修造さんがいるとみんな一緒に熱く盛り上がれる……! 僕はそれをとなりで感じることができるから、ホットに体操を伝えることができるんです。修造さんとはキャラクターや役割がかぶらないので、自分たちのやるべき仕事がわかりやすいですし、改めて呼吸も合うなと感じました。

――今大会の体操ニッポンに期待することは?

男子団体は2019年世界体操、昨年の東京五輪での悔しい経験があるからこそ、今年はいい結果につながるのではと思っています。また、内村航平さんが期待している土井陵輔さんという新たな選手が入ってきます。内村さんが「自分とスタイルが似ている」という選手なので、今大会での開花が楽しみです。橋本大輝選手はコメントの落ち着きが別格というか、インタビューすると、むしろ僕に合わせて話してくださっているような感覚すら覚えるんです。また、谷川兄弟を見ていると、航選手が自分のことより翔選手のことを気にかけているのが伝わってきて、兄弟での出場に強い思いがあるんだなと感じます。翔選手は会場を盛り上げるパフォーマンスをされたり、時には素直に涙を見せたり……とみなさんに愛されるキャラクター。チームを盛り上げる役割を担ってくれるんじゃないかなと期待しています。また、全員が初の代表入りという女子選手には、新しい体操ニッポン女子を見せてくれることを楽しみにしています。今後、5人それぞれのキャラクターに注目していきたいですね。

――プレゼンターとしての意気込みをお願いします!

僕自身、体操に楽しさ、熱さをもらっているので、その熱を冷まさないよう、逆にもっと熱くできるようにみなさんに届けられたらと思います。修造さんと2人でどんな伝え方ができるのか楽しみです!