JR九州は28日、日田彦山線BRT「BRTひこぼしライン」(2023年夏開業予定)について、電気バスを含む計6台の車両を導入すると発表した。あわせてデザインも発表している。

  • 電気バスイメージ(棚田カラー.ver)のイメージ

「BRTひこぼしライン」は「やさしい交通機関」をめざし、導入車両すべてにノンステップバスを採用。電気バスにおいては、地域の豊かな自然環境を守るだけでなく、災害時の非常用電源としての活用等により、地域への貢献をめざすとのこと。

導入車両は小型電気バス4台、中型ディーゼルバス2台。車両の内外装は、ロゴマークやBRT駅のデザインを行った社内の建築業務を担当するメンバーにより、地域の人々に愛されるようにとの思いを込め、彩り豊かなデザインに仕上げている。

  • ディーゼルバスイメージ(あやめカラー.ver)のイメージ

  • 内装イメージ(やまなみカラー.ver)のイメージ

外装デザインは「おりひめの羽衣」をイメージし、色とりどりにきらめく地域の魅力を6色で表現。内装には、「ひこぼし」を散りばめたオリジナルデザインのシートモケットを6色用意し、バスデザイン全体としての統一感を持たせている。床材も明るく、ぬくもりある木目調を起用し、乗ることの楽しさやわくわく感を創出する。