俳優の竹内涼真が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『六本木クラス』第1話がきょう7日(毎週木曜21:00~)に放送され、挿入歌2曲が放送内でサプライズ発表された。

六本木クラス

復讐を誓った青年が仲間とともに、金と権力を振りかざす巨大企業に立ち向かっていく――「下剋上」を主軸にラブストーリー、青春群像劇が交錯した大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』を『六本木クラス』として日本版にリメイクする同作。

主題歌である[Alexandros]の「Baby's Alright」はすでに発表されていたが、第1話の放送をもって挿入歌2曲がサプライズ発表。実は『六本木クラス』の挿入歌は全4曲で、今後2曲はこの先発表されるという。

宮部新(竹内)が大学受験に遅れそうになって急ぐ楠木優香(新木優子)を励ましながら一緒に走るシーンで流れたTHE BEAT GARDENの「Start Over」は、『梨泰院クラス』の代名詞と言っても過言ではないGaho「START」の日本語カバー。日本語版の歌詞を手掛けたTHE BEAT GARDENのUは、もともと『梨泰院クラス』、そしてGaho「START」のファンだったことを明かし、「このお話を頂く以前から口ずさんでいたこのメロディーを歌えることに驚きと使命感と大きな喜びを感じています」と語った。

そしてもう1曲の挿入歌は、松室政哉の「ゆけ。」。最愛の父・宮部信二(光石研)を突然失った悲しみに打ちひしがれる新が、葬式で父を思い出すシーンで流された。松室が「父・信二から新へと静かに託された思い。『信念を貫く』のは決して簡単なことではないけれど、それを体現しようとする新を優しく見守っているような信二の目線で楽曲制作をさせていただきました」と話したように、信二の新への思いが表現された1曲になっている。

コメントは以下の通り。

■THE BEAT GARDEN

原作・原曲のファンの一人として、このお話を頂く以前から口ずさんでいたこのメロディーを歌えることに驚きと使命感と大きな喜びを感じています。

躓いて転んでも、手探りに前へと進んでいく物語の中で、絆や恋、涙にも似合う事が出来たらと思いながら日本語歌詞を書いていきました。

キャストの皆さんの心情の変化と共に、たくましく聴こえる事も儚く切なく響く事もあるこの曲が、ドラマに、そして聴いて下さる方自身のストーリーに寄り添える曲になっていってくれたら幸いです。

■松室政哉

今回のお話をいただいた時は光栄に思うとともに、非常に重要な曲ということでプレッシャーも感じました。父・信二から新へと静かに託された思い。「信念を貫く」のは決して簡単なことではないけれど、それを体現しようとする新を優しく見守っているような信二の目線で楽曲制作をさせていただきました。新と同じように、強く生きようとする全ての人々にこの曲が届くことを願っています。