今年4月にフジテレビに入社した新人の松崎涼佳アナウンサーが、同局系スポーツニュース番組『S-PARK』(毎週土曜24:35~、日曜23:15~)にフィールドキャスターとして出演。きょう3日の放送から登場する。

フジテレビの松崎涼佳アナウンサー=同局提供

『S-PARK』が初のレギュラー番組となる松崎アナ。スポーツ経験は中学から陸上部に入り、大学では早稲田のスポーツ科学部に進学するなど、常にスポーツに携わってきた。

同番組は、4月から佐久間みなみアナが新MCに就任している。コメントは、以下の通り。

■松崎涼佳アナウンサー
――この話が来た時の感想は?
「“え?本当に?私が?”というのが心の中の第一声でした。目標にしていた番組の『S-PARK』に携われるということに、まず驚いて頭がフリーズし、その後喜びと不安が一気に押し寄せました。小学生の頃には、父と何度か横浜スタジアムや東京ドームへ野球観戦に行き、当時、横浜スタジアムの阪神戦で藤川球児選手が投げて、観戦していた内野席に飛んできたファウルボールを父がキャッチしたものが、今も実家の玄関に飾ってあります。まさか10数年後に一緒の番組に携われるとは思わず…感激です」

――どんなフィールドキャスターになりたい
「現場に行ったからこそわかる雰囲気や動きを自らの言葉で伝えすることができるキャスターになりたいです」

――好きなスポーツは
「大学まで陸上の短距離選手だった母の影響で始めた陸上競技です」

――自身のスポーツ歴は
「小学生の頃には、スイミングスクールなどを経験し、中学校で陸上部に入りました。高校でも陸上部に所属し、主に200mと400mを走っていましたが、200mは25.46秒、400mは57.91秒と全国のレベルには程遠く、選手として陸上競技に関わることは、高校生までと決めていました。大学では、中学生の頃より心理学や栄養学に興味があったこと、そして、高校生の頃にスポーツには“する”スポーツ以外にも様々な関わり方があることを知ったことで、身体のしくみやスポーツの文化や歴史まで幅広く学べる早稲田のスポーツ科学部に進学を決めました。そして授業や勉強会で学んだ知識を生かしながら、競走部で学生トレーナーとして短距離選手や長距離選手のサポートを行っていました」

――取材したいアスリート
「中学の先輩である井上尚弥選手です。中学生の頃、学校のそばで朝練習をしていた井上選手にお会いすることがありました。練習中にも関わらず爽やかな笑顔で挨拶してくださったことが印象的です。ボクシングはまだまだ勉強中ですが、いつか圧倒的な強さの秘訣をお聞きしたいです」

――先輩のアナウンサーからどんなアドバイスをもらった
「まずはとにかく素直に!とのアドバイスをもらいました。自分の素直な感動を言葉や表情に出すこと、そして分からないことは素直に分からないと言うことが大切だと」

――意気込みをお願いします
「アナウンサーの先輩や周りの方々にアドバイスをいただきながら、素直さを忘れずに精いっぱい番組に向き合ってまいります!未熟者ですがスポーツの面白さや奥深さを少しでも多くお伝えできるように頑張ります。成長を見守っていただけたら幸いです」

■蓮沼貴宏チーフプロデューサー
「多くのスポーツが有観客になり、活気を取り戻していく中、現場主義の『S-PARK』としても更なる現場取材強化の一環として、この度入社1年目のフレッシュな松﨑涼佳アナにフィールドキャスターを担当してもらうことにしました。松﨑アナにはフィールドキャスターとして、スタジオを飛び出して多くの現場に足を運んでもらう予定ですが、自身のキャリアや経験をいかして、トップ選手だけではなく裏方さんや学生スポーツなども積極的に取材し、彼女なりの目線で伝えてほしいと思っています。また、高校野球や駅伝など学生が頑張る大きな大会はぜひ彼女に取材してもらい、大型企画にしたいと考えています。新人だからこそ純粋に、そして元気いっぱいにスポーツのすごさや選手のキャラクターを伝えてほしいと思います。『S-PARK』を明るく盛り上げてくれる、入社1年目の未知の力に期待しています」

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