『女芸人No.1決定戦 THE W 2021』で5代目女王に輝いたお笑いコンビ・オダウエダが、結成9年目にして初となる単独ライブ「ALC.不可説不可説転」を7月2日に東京・ルミネtheよしもとで開催する。2人にインタビューし、単独ライブに挑む心境や、『THE W』優勝後の変化、またコンビの関係性にも迫った。

  • オダウエダの小田結希(左)と植田紫帆 撮影:蔦野裕

――初の単独ライブ開催が決定したときの心境をお聞かせください。

植田紫帆:自分たちの中では去年やるつもりだったんですけど、コロナで開催できず、いよいよ来たなという感じです。

小田結希:いつかはやらないといけないと思っていて、ネタを作るペースを考えて20年後かなと思っていたんですけど、優勝したのでやらせていただこうかなと思って今になりました。

――準備は大変ですか?

植田:先輩たちから「単独はめちゃくちゃしんどい。命が削れるぞ」と聞いていたんですけど、その通りだなと思います。人間がする行動ではないのかなと。単独がやれるように人間という生き物はできていないみたいで、無理している感じではなかったんですけど小田が体調を崩して。

小田:自分の中ではめっちゃ楽しみって感じだったんですけど。植田から「気持ち的には大丈夫だけど、体は緊張しているのかもね」って言われて、緊張状態が続いていたのかなと思います。

――やはりネタ作りが一番大変なのでしょうか。

小田:そうですね。全部新ネタですし、楽しんでもらえるネタを作らないといけないし、作りたいし。

植田:普段だと1本作って「やっとできた~!」って感じなのに、それを6本やるとなると、もともとネタを作るのが遅いコンビで、1カ月で6本作るというのは今まで経験したことがなかったです。

――手応えはいかがですか?

小田:見せたいネタがいっぱいあります!

植田:小田監修で作ったネタとネタの合間に流すVTRがあるので、それも見てほしいです。

小田:ほかの芸人さんも出演してくれたりして、いいものに仕上がっているんじゃないかなと思います。