嵐の二宮和也が、19日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。初のカバーアルバム『○○と二宮と』に込めた熱い思いを語った。

39歳の誕生日を迎えた17日に、嵐のファンクラブ会員限定で発売された『○○と二宮と』。発売の経緯について、二宮は、「今も嵐のファンクラブって存在してるじゃないですか。でも、嵐が活動してないのに、ファンクラブがあって、そこに入ってる意味っていうのが……」「せっかく入ってるのにっていうのがあって、一対一でラジオをやったりとかしてたわけですよね。そのなかで、それだけじゃしのびないなと思っていて」と吐露。「自分が会員だったら、何がうれしいだろうな?」と考え、「今やってない歌とか踊りとかをまとめたものがいいなと思って。今世の中にある曲を自分が歌ってみるという結論に至り、カバーアルバムにした」と説明した。

20日から各音楽配信サービスでデジタル配信もスタートしたが、CDの購入はファンクラブ会員のみ。その理由を、「ファンクラブの人たちだけが買える状況にしてあげたら、ファンクラブの還元になるのかなと思っていて」「ジャケ写とかブックレットとか、そういうのが入ってた方がうれしいじゃないですか。うれしがって欲しいじゃないですか」と打ち明ける場面も。二宮は、CDを購入するためにファンクラブに入会したファンがいることも耳にしたそうで、「ちょっとでも嵐に還元できたと思いました。自分が好きな歌を歌ったら、ファンクラブに入ってくれるっていう……。そんな世界線あるんですね(笑)。いや、うれしい」と喜びをにじませていた。

また、この日は、二宮が大ファンを公言しているシンガーソングライター・日食なつこからのメッセージも紹介。同アルバムには、日食の楽曲「廊下を走るな」が収録されているが、「二宮さんは本当に日本のエンタメ界の頂点でずっと走り続けてらっしゃる方だと思うんですけど。そういう方が39歳という年になられるタイミングで、あの楽曲をピックアップしてくださったっていうのは、曲がってはいけないものをずっと守り続けてその頂点で走ってらっしゃったんだなっていうような気持ちになりました」と話し、「お互いのフィールド、お互いの畑で、これからもいい音楽、いい人生を耕してまいりましょう」とエール。

そんな日食からのメッセージに、「ありがとうございます!」と大感激した二宮は、「いや~、うれしいですね。自分が好きで興味持ってる人が、自分のことを知ってたらうれしくないですか?」「日食なつこを聴いて、もう何年経ったんだろう? すごい昔から言ってますよね? その人にメッセージをいただけること自体うれしいですけど、認識していただけてるのがやっぱりうれしいですよね」と“うれしい”を連呼。力強く心温かいメッセージを受け、「ちゃんと一年を生きなきゃいけないですね。ちゃんとした一年を……。こんなコメントいただいて、本当にありがとうございます」と、気持ちを新たにした様子だった。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。