お笑いコンビ・見取り図が、マーベル・スタジオの劇場公開最新作『ソー:ラブ&サンダー』(7月8日公開)の宣伝アンバサダーに就任。さらに日本版声優としても参加した。2人は本作が実写吹替初挑戦となる。

  • 見取り図の盛山晋太郎、リリー

本作の舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘のあと。神々の殲滅を目指す最強最悪の敵“神殺し”ゴアが現れ、全宇宙の神が危機に晒される。ソーは絶体絶命のピンチに陥ってしまうがその時、救世主として現れたのが、ソーのコスチュームに身を包んだ新たなヒーロー“マイティ・ソー”となった元恋人のジェーンだった。ソーとマイティ・ソー“2人の雷神”がタッグを組み、シリーズ最大の脅威ゴアを倒すため、白熱バトルを繰り広げる。

宣伝アンバサダーへの就任が発表された見取り図の2人は、「マーベル大好き芸人」として知られ、これまでもイベントなどでその筋金入りの愛の強さをアピールしてきた。

そのため、今回の就任について盛山は「マーベルとってもとっても大好き芸人ですから、うれしいです!」と強い喜びを語り、相方・リリーも「実際にそうなんですよ!ソー大好き!前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』で雷の力をまとった瞬間。あのソーかっこよかったよなぁ!」と興奮気味にお気に入りのシーンを語り出すほどにマーベル作品への愛の強さを伺わせた。

また盛山が今月2日に誕生日を迎えたばかりの相方・リリーに、本作の日本版声優にも決定したことをサプライズで発表。どんな役の声を演じるかは明らかにされていないものの、重要なポジションでの声優となることを日本語吹替版の演出家から伝えられたリリーは「マジですごいじゃないですか!めっちゃ大事じゃないですか!ヤバ!」と喜びを隠せない様子で「でもすごい数の人が観るんですもんね。うわ~重大な任務だ…。嬉しいけど重大すぎて緊張するな」と大役にプレッシャーも感じ、表情をこわばらせていた。

改めて声優挑戦への意気込みを聞かれた盛山は「大変光栄です!今まで観てきたマーベル作品の中に自分の声が入るなんて。しかもこれからも残っていくので、この『ソー:ラブ&サンダー』日本の吹替版を何年後かに観た時に、『これ、おれやねん』と言える。こうしてマーベルに関われたということはすごくうれしいことです」と喜びのコメント。リリーは「マーベルの声優をやるということが、芸人として本当に夢だったのでうれしいです!」と同じく喜びを語る一方で、「通常は役が決まって3カ月くらい役作りしたいところを…」とやや不満気味に答え、「黙れよ!役者でもないのに(笑)」と盛山がツッコんだ。

さらにリリーが「今回決まってから数十分くらいで収録とすぐだったので、台本を読ませていただいて感情を文字に入れていく作業が大変でした」とプロ顔負けのコメントをすると、盛山は「相方・リリーにはサプライズ発表でしたが、僕は前もって知っていたので、気持ちいれてずーっと役作りしていました!」と話し、軽快なやりとりを見せた。

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