R-1グランプリは2002年(平成14年)から続いている、ナンバーワンのピン芸人を決める大会です。M-1グランプリと同じく、毎年注目を集めるお笑い番組となっています。2002年から2020年までは「R-1ぐらんぷり」と表記されていましたが、2021年から「R-1グランプリ」という表記に変更になりました。

今回は2002年(平成14年)~2023年(令和5年)までに放送されたR-1グランプリの歴代の優勝者を一覧で振り返るとともに、マイナビニュース会員から寄せられた「印象に残る歴代ピン芸人」についてのコメントも紹介します。

R-1グランプリ歴代優勝者一覧

R-1グランプリの歴代優勝者をマイナビニュース会員のコメントとともに振り返ります。

  • 【2023年優勝者】田津原理音
  • 【2022年優勝者】お見送り芸人しんいち
  • 【2021年優勝者】ゆりやんレトリィバァ
  • 【2020年優勝者】マヂカルラブリー 野田クリスタル
  • 【2019年優勝者】霜降り明星 粗品
  • 【2018年優勝者】濱田祐太郎
  • 【2017年優勝者】アキラ100%
  • 【2016年優勝者】ハリウッドザコシショウ
  • 【2015年優勝者】じゅんいちダビッドソン
  • 【2014年優勝者】やまもとまさみ
  • 【2013年優勝者】三浦マイルド
  • 【2012年優勝者】COWCOW 多田
  • 【2011年優勝者】佐久間一行
  • 【2010年優勝者】あべこうじ
  • 【2009年優勝者】中山功太
  • 【2008年優勝者】なだぎ武
  • 【2007年優勝者】なだぎ武
  • 【2006年優勝者】博多華丸
  • 【2005年優勝者】ほっしゃん。
  • 【2004年優勝者】浅越ゴエ
  • 【2002年優勝者】だいたひかる

【2023年優勝者】田津原理音

吉本興業所属の田津原理音(たづはらりおん)は、2018年R-1優勝者の浜田祐太郎や2021年優勝者のゆりやんレトリィバァとは同期となる芸歴10年目のピン芸人です。R-1グランプリでは、2020年に準々決勝進出、2021年・2022年には準決勝までコマを進めています。

3,537人がエントリーした2023年の大会では初となる決勝戦進出。1stステージで高得点を獲得したお笑いコンビ・コットンのきょんとのFinalステージを制し、見事第21代王者に輝きました。

大会期間/2022年12月29日~2023年3月4日
決勝進出者/田津原理音、コットン・きょん、寺田寛明、サツマカワRPG、こたけ正義感、カベポスター・永見、Yes! アキト、ラパルフェ・都留

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【2022年優勝者】お見送り芸人しんいち

グレープカンパニー所属のお見送り芸人しんいちは、自身でギターを演奏しながら、毒を含んだ曲を披露する歌ネタや即興ネタを得意とするピン芸人。同事務所の先輩であるお笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおが名付け親であることでも知られています。

2022年の第20回R-1グランプリでは、ファーストステージでお見送り芸人しんいち、吉住、金の国 渡部おにぎりの3人が同点で並ぶという大会史上初めてのケースに。お見送り芸人しんいちは、審査員5名による決選投票により決勝進出を決めると、ファイナルステージではZAZYと一騎打ちを行い、優勝を手にしました。

ユーザーコメント

・「あるあるのメドレーはリズムがあっておもしろい」(45歳男性)
・「個性的な芸風がよかった」(44歳女性)

大会期間/2021年12月26日~2022年3月6日
決勝進出者/お見送り芸人しんいち、ZAZY、吉住、金の国 渡部おにぎり、サツマカワRPG、寺田寛明、kento fukaya、Yes!アキト

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【2021年優勝者】ゆりやんレトリィバァ

ゆりやんレトリィバァは、特技であるダンスや英語、ピアノなどをいかした芸風のピン芸人です。2014年もR-1グランプリに初参加し、何度も決勝に進出していましたが、あと一歩のところで優勝を逃していました。

2021年の第19回R-1グランプリでは、3年ぶり5回目の決勝進出を果たします。ファイナルステージでも高得点をあげ、2002年の第1回大会でだいたいひかるが優勝して以来、女性芸人として優勝を果たしました。

ユーザーコメント

・「奇想天外なネタがおもしろい」(61歳男性)
・「やっと優勝してくれてうれしかった」(52歳男性)
・「何とも言えない芸風がおもしろかった」(43歳女性)
・「体を張っていて楽しい」(38歳女性)
・「最近のR-1で一番印象に残る芸人でした」(52歳男性)

大会期間/2020年12月27日~2021年3月7日
決勝進出者/ゆりやんレトリィバァ、ZAZY、かが屋 賀屋、高田ぽる子、森本サイダー、kento fukaya、土屋、吉住、マツモトクラブ、寺田寛明

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【2020年優勝者】マヂカルラブリー 野田クリスタル

お笑いコンビ・マヂカルラブリーのボケを担当する野田クリスタルは、ピン芸人として2006年から2019年まで毎年R-1グランプリに出場。2019年までは3回戦進出が最高という結果でした。

コロナの影響で無観客となった2020年の第18回R-1ぐらんぷりでは、初めて決勝進出を果たし、見事に優勝しています。この年はマヂカルラブリーとしてM-1グランプリでも優勝したことから、前年の霜降り明星 粗品につづき、M-1グランプリとR-1グランプリの2冠を達成。同じ年にW優勝を果たしたのは野田が史上初となりました。

ユーザーコメント

・「ゲームネタが陣内みたいだった」(40歳女性)
・「ピンでも実力者は違いますね」(65歳男性)
・「とても感動する内容だった」(52歳男性)
・「とてもおもしろかったです」(58歳男性)

大会期間/2019年11月28日~2020年3月8日
決勝進出者/マヂカルラブリー 野田クリスタル、すゑひろがりず南條、大谷健太、メルヘン須長、守谷日和、SAKURAI、ルシファー吉岡、ななまがり森下、パーパーほしのディスコ、ヒューマン中村、おいでやす小田、ワタリ119

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【2019年優勝者】霜降り明星 粗品

お笑いコンビ・霜降り明星のツッコミを担当している粗品は、素人時代からピン芸人としてR-1グランプリに出場しています。

2009年のR-1ぐらんぷりには当時高校1年生で出場しましたが、1回戦敗退。2011年のR-1ぐらんぷりに高校3年生で出場し準決勝まで進出しています。

相方のせいやと霜降り明星を結成後、2018年のR-1ぐらんぷりには、相方のせいやとともにそれぞれが決勝に進出するという、史上初の快挙を成し遂げました。そして翌2019年の第17回R-1ぐらんぷりではハイテンポなフリップ芸とツッコミで、2年連続で決勝に進出。接戦の末、見事優勝を果たしました。

霜降り明星は2018年のM-1グランプリでも優勝しており、粗品はM-1グランプリとR-1グランプリの2冠を達成した初めての芸人となりました。

ユーザーコメント

・「漫才のみならずピン芸人としての才能を感じた」(63歳男性)
・「ピンでもこんなにおもしろいのだと驚いた」(60歳女性)
・「コンビでもピンでもこなせる才能がすばらしい」(63歳男性)
・「コンビもいいが、ピンとしてもおもしろい」(57歳男性)

大会期間/2018年12月29日~2019年3月10日
決勝進出者/霜降り明星 粗品、セルライトスパ 大須賀、だーりんず 松本りんす、チョコレートプラネット松尾、クロスバー直撃 前野悠介、こがけん、おいでやす小田、ルシファー吉岡、マツモトクラブ、河邑ミク、三浦マイルド、岡野陽一

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【2018年優勝者】濱田祐太郎

濱田祐太郎は、先天性の視覚障害があることから盲目の漫談家と言われています。白杖を持ちスーツ姿で舞台に立ってしゃべくり漫談を披露するのが彼の芸風です。

大阪で息の長い芸人になることを目指した濱田祐太郎は、2012年のR-1ぐらんぷりに出場して準決勝敗退。2018年の第16回R-1ぐらんぷりでは吉本興業の同期であるゆりやんレトリィバァを下して優勝しました。障害があるということで戸惑う観客も中にはいましたが、「迷ったら笑っといてくださいね」と呼びかけ観客を和ませると、視覚障害者のあるあるネタや盲学校あるあるネタを披露しました。

ユーザーコメント

・「障害を笑いに変えてとてもよかったから」(37歳男性)
・「テンポがよく、しゃべりがうまかった」(40歳男性)
・「盲目の方だったのが印象的」(43歳男性)

大会期間/2017年12月26日~2018年3月6日
決勝進出者/濱田祐太郎、おぐ、ゆりやんレトリィバァ、ルシファー吉岡、カニササレアヤコ、おいでやす小田、河邑ミク、チョコレートプラネット長田、霜降り明星 せいや、紺野ぶるま、霜降り明星 粗品、マツモトクラブ

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【2017年優勝者】アキラ100%

もともとは俳優志望だったというアキラ100%は、大学時代の同級生とコンビを組むも解散し、ピン芸人となりました。

全裸に金の蝶ネクタイを付け、お盆で股間を隠すというコントを武器とするアキラ100%は、2016年のR-1ぐらんぷりで準決勝に初進出します。翌2017年の第15回R-1ぐらんぷりでは、全裸の姿で演じる「絶対見せないdeSHOW」のネタで優勝を果たしました。

ユーザーコメント

・「地上波で行うには勇気がいる芸風が印象に残っているから」(19歳男性)
・「真面目そうなのに、素っ裸にお盆ひとつで局部を隠す芸は衝撃的であった」(64歳男性)
・「下ネタが好きだから印象に残った」(38歳女性)
・「このネタのインパクトは、他にはなかなかないと思う」(48歳男性)
・「失敗したら即アウトの緊張感がおもしろい」(49歳男性)

大会期間/2016年12月27日~2017年2月28日
決勝進出者/アキラ100%、サンシャイン池崎、石出奈々子、レイザーラモンRG、横澤夏子、三浦マイルド、ゆりやんレトリィバァ、ルシファー吉岡、紺野ぶるま、ブルゾンちえみ、マツモトクラブ、おいでやす小田

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【2016年優勝者】ハリウッドザコシショウ

ハリウッドザコシショウは、当初お笑いコンビとして活動していましたが、相方が芸人を廃業したことによりピン芸人となりました。

R-1グランプリには2005年から毎年のように出場していたものの、なかなか結果を残せずにいました。満を持して出場した2016年の第14回R-1ぐらんぷりでは、初めて決勝に進出。小島よしお、ゆりやんレトリィバァらをおさえ、圧倒的な得票差で優勝を飾りました。

2021年のR-1グランプリでは初めて審査員を務めています。

ユーザーコメント

・「しつこいモノマネネタがツボにハマる」(46歳男性)
・「めちゃくちゃだけど、笑ってしまう」(44歳男性)
・「すべての定義をぶち壊した功労者」(38歳男性)
・「おもしろいというよりもインパクトがすごかったから」(47歳男性)
・「唯一無二のキャラでとてもおもしろいから」(32歳男性)

大会期間/2016年1月4日~2016年3月6日
決勝進出者/ハリウッドザコシショウ、小島よしお、ゆりやんレトリィバァ、エハラマサヒロ、シャンプーハットこいで、サンシャイン池崎、おいでやす小田、横澤夏子、ルシファー吉岡、厚切りジェイソン、とにかく明るい安村、マツモトクラブ

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【2015年優勝者】じゅんいちダビッドソン

もともとお笑いコンビとして活動していたじゅんいちダビッドソンは、「アメリカあるある」のネタや本田圭佑のモノマネを売りとするピン芸人です。

2014年のR-1ぐらんぷりでは決勝戦に進出するもファーストステージで敗退。翌2015年の第13回R-1ぐらんぷりでは、見事優勝しました。

2020年には個人事務所「合同会社潤一」を設立し、事務所の社長に就任しています。

ユーザーコメント

・「本田圭佑のモノマネがインパクトあった」(44歳男性)
・「キャラクターにインパクトがありましたね」(39歳男性)
・「見ているとなんかクセになるおもしろさ」(46歳男性)
・「なんだかんだでおもしろいから」(30歳男性)

大会期間/2014年11月13日~2015年2月10日
決勝進出者/じゅんいちダビッドソン、ゆりやんレトリィバァ、マツモトクラブ、あばれる君、とにかく明るい安村、COWCOW善し、厚切りジェイソン、エハラマサヒロ、アジアン馬場園、NON STYLE石田、やまもとまさみ、ヒューマン中村

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【2014年優勝者】やまもとまさみ

やまもとまさみは佐藤企画所属のピン芸人です。

2007年のR-1ぐらんぷりでは初の決勝進出を果たすも、6位という結果に。2014年の第12回R-1ぐらんぷりで7年ぶりに決勝進出すると、ファイナルステージでは満票を獲得しての優勝となりました。

ユーザーコメント

・「かっこよかったしおもしろかった」(32歳女性)

大会期間/2013年11月13日~2014年3月4日
決勝進出者/やまもとまさみ、レイザーラモンRG、馬と魚、ヒューマン中村、TAIGA、スギちゃん、小森園ひろし、ミヤシタガク、中山女子短期大学、バイク川崎バイク、おぐ、じゅんいちダビッドソン

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【2013年優勝者】三浦マイルド

吉本興業所属の三浦マイルドは、ピン芸人として2002年のR-1ぐらんぷりでピン芸人として初舞台を踏み、2009年のR-1ぐらんぷりでは準決勝に進出しました。そして2013年の第11回R-1ぐらんぷりでは、7人の全審査員から票を獲得し見事優勝しました。

ユーザーコメント

・「ネタも見た目もインパクトがあった」(51歳女性)
・「この優勝で存在を知った。今後の活躍にも期待したい」(50歳男性)

大会期間/2012年12月24日~2013年2月12日
決勝進出者/三浦マイルド、ヒューマン中村、アンドーひであき、岸学、ヤナギブソン、プラスマイナス岩橋、三遊亭こうもり、田上よしえ、桂三度、キンタロー。、スギちゃん、雷ジャクソン高本

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【2012年優勝者】COWCOW 多田

吉本興業所属のお笑いコンビ・COWCOWでボケを担当する多田健二は、ピン芸人としてR-1グランプリに出場しました。これまで相方のCOWCOW山田與志(善し)が2008年から2011年まで4年連続で決勝進出しています。

2012年の第10回R-1ぐらんぷりは12名によるブロックトーナメント方式が採用され、ファイナルステージに進んだCOWCOW 多田はスギちゃんとの接戦を制し優勝しました。

ユーザーコメント

・「さすがに話術がうまく飽きがこなかった」(62歳男性)
・「ネタがめっちゃおもしろいので」(44歳男性)

大会期間/2011年12月30日~2012年3月20日
決勝進出者/COWCOW 多田、徳井義実、スギちゃん、友近、野性爆弾 川島、AMEMIYA、サイクロンZ、いなだなおき(アインシュタイン)、キャプテン渡辺、千鳥 大悟、ヤナギブソン、ヒューマン中村

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【2011年優勝者】佐久間一行

佐久間一行は吉本興業所属のピン芸人です。茨城弁によるほんわかとした雰囲気のコントを売りにしています。

初めてトーナメント戦で行われた2011年の第9回R-1ぐらんぷりでは、8人中7名が決勝戦初出場。佐久間一行はファーストラウンドから勝ち上がった芸人で唯一3本とも異なるジャンルのネタを披露し、見事優勝しました。

ユーザーコメント

・「以前からネタ番組などで拝見していて、優しい雰囲気やのんびりした感じが個人的に好きだったので『やっと認められた!』みたいな感覚がありました。笑顔で毒を吐くというか、ちょっと痛いところを突く感じも好きです」(44歳女性)
・「その時の彼女と一緒にみて、互いにすごく笑った記憶があるため」(39歳男性)

大会期間/2010年12月17日~2011年2月11日
決勝進出者/佐久間一行、AMEMIYA、COWCOW山田與志(善し)、スリムクラブ真栄田、キャプテン渡辺、バッファロー吾郎 木村、ナオユキ、ヒューマン中村

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【2010年優勝者】あべこうじ

あべこうじは2004年のR-1ぐらんぷりで決勝進出して以来、決勝の常連組となっていましたが、惜しくも優勝を逃し続けていました。

6度目の決勝進出となった2010年の第8回R-1ぐらんぷりでは、2位通過で決勝に進出。ファイナルステージでは、審査員7人中6人の票を獲得し念願の優勝を果たしました。

ユーザーコメント

・「すごくおもしろかったと思います」(47歳女性)
・「ひらがなの名前が覚えやすい」(62歳男性)
・「優勝する前から好きだったから」(32歳男性)

大会期間/2009年12月25日~2010年2月23日
決勝進出者/あべこうじ、エハラマサヒロ、なだぎ武、川島明、いとうあさこ、Gたかし、バカリズム、我人祥太、COWCOW山田與志(善し)

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【2009年優勝者】中山功太

ピン芸人として活動する中山功太は、2004年に同じくピン芸人のネゴシックスと「たばこ」というコンビを組んでM-1グランプリに出場するも3回戦で敗退しています。

2008年のR-1ぐらんぷりに続き、2009年でも決勝に進出。2009年の第7回R-1ぐらんぷりでは「時報」のネタで高得点を出し、見事に優勝を果たしました。

ユーザーコメント

・「今は見ないけどその時の衝撃がすごかった記憶がある」(42歳女性)
・「地味におもしろいから好きです」(38歳男性)
・「また見たいぐらいおもしろいです」(32歳男性)

大会期間/2008年12月25日~2009年2月17日
決勝進出者/中山功太、エハラマサヒロ、バカリズム、COWCOW山田與志(善し)、あべこうじ、サイクロンZ、鬼頭真也(夜ふかしの会)、鳥居みゆき、岸学、夙川アトム

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【2008年優勝者】なだぎ武

2008年の第6回R-1ぐらんぷりは、前回チャンピオンのなだぎ武が2大会連続で優勝しました。決勝では「文化祭の出し物を決める高校生」に扮したコントを披露しています。

これまでのR-1グランプリで連覇および2度のチャンピオンになったピン芸人はなだぎ武のみで、他のお笑いグランプリでも連覇を達成した芸人はがいないことから、偉業として語り継がれています。

ユーザーコメント

・「演技がうまくおもしろかった。この人以降は興味がなくなった」(57歳男性)
・「構成がよく練られている」(74歳男性)
・「キレがあっていいと思った」(46歳男性)
・「コントがおもしろかった」(51歳男性)

大会期間/2008年1月5日~2008年2月17日
決勝進出者/なだぎ武、芋洗坂係長、世界のナベアツ、中山功太、あべこうじ、鳥居みゆき、土肥ポン太、COWCOW山田よし(善し)

【2007年優勝者】なだぎ武

吉本興業所属のなだぎ武は、2002年に同じ事務所所属のお笑いユニット「ザ・プラン」に追加メンバーとして加入。ピン芸人としては、外国人キャラクターのディランを演じることで、海外ドラマ特有の大げさなセリフ回しやアメリカンジョークをデフォルメした芸風が特徴です。

2006年は準決勝で敗退したものの、2007年の第5回R-1ぐらんぷりには審査員の決選投票で見事優勝しました。

ザ・プラン9のメンバーとして浅越ゴエに続き2人目のチャンピオンとなったなだぎ武ですが、2015年にはザ・プラン9を脱退しています。

ユーザーコメント

・「癖がある芸人が好きなので、印象に残っている」(61歳男性)
・「個性的でとても、好きです」(34歳女性)
・「外国人ネタがハマっていてとてもおもしろかったから」(49歳男性)
・「笑いのツボにはまったので」(52歳男性)

大会期間/2007年1月6日~2007年2月18日
決勝進出者/なだぎ武、徳井義実、バカリズム、土肥ポン太、友近、やまもとまさみ、ウメ、大輪教授

【2006年優勝者】博多華丸

お笑いコンビ博多華丸・大吉で主にボケを担当している博多華丸は、児玉清のモノマネで存在を知られるようになりました。

ピン芸人として2006年の第4回R-1ぐらんぷりに初出場。児玉清ネタを披露し見事に優勝を獲得しました。

その後、2014年に博多華丸・大吉のコンビで出場した「THE MANZAI 2014」でも優勝。そのため、博多華丸はR-1とTHE MANZAIの両方で優勝したことがある唯一の芸人と言われています。

ユーザーコメント

・「物まねから芸人の地位を確立した苦労人」(81歳男性)
・「地元のお笑い芸人で福岡でも全国でもがんばっているし、自分と同じ歳なので、応援しています」(51歳女性)
・「話が軽妙で聞きやすい」(43歳男性)
・「顔・格好がよいわけではないが、嫌みのない顔で、話しかけたくなるやさしさを感じるから」(34歳男性)
・「芸に、人としてのやさしさが垣間見られる」(77歳男性)

大会期間/2005年12月1日~2006年2月18日
決勝進出者/博多華丸、あべこうじ、浅越ゴエ、バカリズム、岸学、友近、中山功太、キャプテン☆ボンバー

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【2005年優勝者】ほっしゃん。

ほっしゃん。は、1991年にお笑いコンビ「チュパチャップス」として本名の星田英利で活動を開始。1999年にコンビを解散して以降は、芸名を「ほっしゃん。」に改名し、ピン芸人として活動していました。

2005年の第3回R-1ぐらんぷりに初出場し、ノーシードでありながら高得点を獲得して見事に優勝しました。

2014年には芸名を本名の星田英利に戻し、芸人だけでなく俳優としても高い評価を受けています。

ユーザーコメント

・「目新しくない芸風でタイトルを取ったから」(54歳男性)
・「ネタがおもしろくて好みでした」(40歳男性)
・「話芸がすごかったから」(51歳男性)
・「一風変わっていたから」(50歳男性)

大会期間/2004年12月1日~2005年2月19日
決勝進出者/ほっしゃん。、井上マー、あべこうじ、友近、ネゴシックス、ヒロシ、中山功太、長州小力

【2004年優勝者】浅越ゴエ

吉本興業所属の浅越ゴエは、お笑いグループ「ザ・プラン9」のメンバーのひとりであり、ピン芸人としても活躍しています。

過去にアナウンサーの試験を受けた経験を活かし、ニュースキャスターに扮し架空のニュースを紹介するネタを売りにしており、2004年の第2回R-1ぐらんぷりで優勝しました。

ユーザーコメント

・「地元の関西ではある程度有名だったため、優勝してうれしかった」(48歳男性)
・「個性的でおもしろいと思いました」(41歳男性)
・「性格というか人柄がいい」(60歳男性)
・「おもしろくてよかったです」(33歳女性)
・「楽しめました。また見たいと思いました」(45歳男性)

大会期間/2003年12月11日~2004年3月6日
決勝進出者/浅越ゴエ、ネゴシックス、友近、ヤナギブソン、陣内智則、南野やじ、ヒロシ、あべこうじ

【2002年優勝者】だいたひかる

だいたひかるは、前フリの歌のあとに毒のこもったツッコミを入れる一言ネタを売りとするピン芸人です。現在は吉本興業所属の芸人ですが、2002年当時はフリーで活動していました。

第1回R-1ぐらんぷりでは、初代チャンピオンの座を獲得。女性芸人、そしてフリー芸人として初めて大きな賞レースで優勝を飾りました。

ユーザーコメント

・「女性のピン芸人が優勝したので印象に残っています。エンタの神様で知名度が上がりましたよね」(52歳男性)
・「じわじわくるおもしろさが新鮮だった」(48歳男性)
・「ひとりごとのようなフレーズが、アタマにのこる」(47歳男性)
・「間合いがよいと思ったから」(41歳女性)
・「自虐的なつぶやきが非常におもしろかった」(66歳男性)

大会期間/2002年6月18日~2002年10月6日
決勝進出者/だいたひかる、水玉れっぷう隊 アキ、浅越ゴエ、オール阪神、桂三若、ケンドーコバヤシ、笑福亭三喬、陣内智則、友近、中田なおき、パペットマペット、南野やじ

あなたの印象に残る歴代R-1グランプリ優勝者は?

今回は2002年(平成14年)~2023年(令和5年)までに放送された、R-1グランプリの歴代優勝者を紹介しました。

コンビ芸とはまた違った、その芸人独自の笑いが楽しめるのもR-1グランプリの魅力です。優勝者以外にも、この大会をきっかけに、世に知られるようになったピン芸人も多数。それぞれに自分のフィールドで活躍しています。

あなたが好きな歴代R-1グランプリ優勝者は誰ですか?

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調査時期: 2022年5月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計503人(男性: 395人、女性: 108人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート