――テレアポで出身地の話まで(笑)。その時はまだモデル活動は始めていなかったんですか?
その時はまだモデルの仕事はしてなくて、テレアポの仕事をしているときに、美容サロンを経営している友人から「もう一店舗新しくオープンするから」と声をかけてもらって、店長を任せてもらうことになったんです。その仕事の一環で美容サロンのインスタを更新していたら、全然フォロワーもいない時期だったんですけど、今の事務所のマネージャーさんからスカウトのDMを頂いて。
――そんな経緯だったんですね! 突然のDMに怪しいと思ったりはしなかったんですか?
こんな風に言ったらダメなんですけど、最初は「胡散臭いな」と思いました(笑)。でも、DMをもらう前からハイブリッド(現在の所属事務所)に所属されていたモデルさんのインスタをたまたま見ていて。この人が所属している事務所だったら、と一回お話を聞いてみることにして、それがきっかけでモデルの仕事を始めました。
――モデルのお仕事は美容サロンの店長と両立していたんですか?
最初は美容サロンの店長を続けながら、モデルのお仕事もしていました。でも、モデルのお仕事って、急にお仕事を振っていただくことが多くて。その時に「行けないです」が続くと、やっぱり、「すぐに行ける他の人のほうがいい」ってなるじゃないですか? そういう話も聞いていたし、それはそうだなと。それが続くと、どちらの仕事も中途半端になるし、それは嫌だったので、事務所の方に「店長の仕事を辞めて、モデル一本で行きます」と伝えました。
――チャレンジする道を選んだんですね。
美容サロンの店長のお仕事もやりがいがあって楽しかったんですけど、自分にはどっちの仕事のほうが向いてるんだろう? と考えたとき、自分が主体になって働けるモデルのほうが自分らしいのかなと思いました。
美容サロンの店長は一緒に働くスタッフさんの人生にも責任を負うことになると思っていたのですが、私はどうしても気をつかってしまって、きつく注意したりも性格的にできなかったんです。なので、人に何かを教えることも好きだったんですけど、100%天職かというと、そうではないという気持ちもあったので、モデルのほうに振り切ることにしました。
