JR西日本は、7~9月に開催される「岡山デスティネーションキャンペーン」(岡山DC)に合わせた特別企画として、長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」を京阪神から岡山方面に向けた特別プランで運行すると発表した。

  • 「岡山デスティネーションキャンペーン」に合わせ、「WEST EXPRESS 銀河」が岡山方面へ特別運行

特別プランは3コースあり、7~9月にかけて毎月1コースずつ運行される予定。7月8・9日の「笠岡・美星天文台コース」では、「銀河往路利用プラン」を大阪発笠岡行の昼行列車、「銀河復路利用プラン」を尾道発京都行の夜行列車として運行する。いずれも停車駅でのおもてなしと現地での観光、星空観賞がセットになる。

「銀河往路利用プラン」は、「WEST EXPRESS 銀河」の車内で姫路の銘菓販売、「銀河」グッズの販売、岡山駅の駅弁配布を行うほか、倉敷駅で観光ガイドの案内や特産品のプレゼント、笠岡駅で郷土芸能の披露を予定している。現地では趣ある景観を楽しめる倉敷美観地区散策、宿場町として栄えた矢掛の街並み散策を行う。

「銀河復路利用プラン」は、「WEST EXPRESS 銀河」の車内で福山市の特産品販売や琴の演奏が行われ、笠岡駅では夜食としてご当地グルメ「笠岡ラーメン」を提供する。現地では尾道散策などが行われる。両プラン共通で、四季の花を楽しめる撮影スポットとして人気がある道の駅笠岡ベイファームと、国内屈指の大望遠鏡で天体観測ができる美星天文台も訪ねる。

両プランとも6月2日10時から先着順で販売。商品の詳細や販売方法は、「WEST EXPRESS 銀河」特設サイトからリンクする日本旅行の専用ページで案内される。

  • 「WEST EXPRESS 銀河」の車内(2020年12月の試乗会にて撮影)

その他、8月19・20日は「新見・蒜山スターウォッチングコース(仮称)」、9月23・24日は「備中高梁・蒜山スターウォッチングコース(仮称)」を実施する予定。詳細は決まり次第、発表される。