女優の森七菜、俳優の神尾楓珠が出演する、NTTドコモ「ahamo」の新CM「ahamo 大盛り じゃんじゃん」編が28日より放送されている。

  • 新CM「ahamo 大盛り じゃんじゃん」編に出演する森七菜(左)、神尾楓珠

新CMでは、ahamoに「大盛りオプション」が加わったことにちなみ、大盛りのオブジェを手に持った森と神尾が登場。「ahamo大盛り〜♪」のフレーズを繰り返す“大盛りソング”など、“大盛り推し”の内容になっている。

■森七菜・神尾楓珠インタビュー

――新CMの撮影を終えた感想をお聞かせください。

森:ahamoのCM撮影で携帯以外を持ちながらというのは初めてだったので新鮮だと思いました。 撮影の時は素材みたいな状態で撮るので、ここからどれだけahamoが大盛りになるのかなっていう想像がかき立てられましたね。

神尾:七菜ちゃんが先に撮って、そのタイミングに合わせるのがめっちゃ難しかったです。もうタイミングが……コンマ何秒のニュアンスで、難しかったと思いました。

――今回のCMでは急降下や急上昇の演出が採用されていますが、いかがでしたか?

森:「すごく高いところに上るので命綱をつけますか」って言われたので、めちゃくちゃビビってたんです。崖とかすごい苦手なので。上れたけどハラハラする感じが絶叫マシンっぽくて。最近、遊園地も行けてないのですごく楽しかったですね。ちょっと揺れるからドキドキしてました(笑)。

神尾:めっちゃ得意です! もう何でもいけると思います、絶叫系は。絶叫系もそうだしバンジージャンプとかもめっちゃ好きなんで、急上昇、急降下、大好きです!

――第1弾のCMからちょうど1年がたった現在の心境を教えてください。

森:早いなあっていうのが率直なイメージなんですけど……その間にものすごいたくさんのCMを撮って、四季をahamoと一緒に乗り越えてきたような。髪の長さとか、顔つきが毎場面違うので、「まだ1年」かもしれないけど、私の中では「されど1年」というか、ahamoとの歴史を感じてます。「ahamo使ってるよ」って言ってくれる人がすごく多くて、友達も新生活が始まって「ahamoにした」とか、私を“ahamoの顔”として見てくれてるんだなーっていううれしさもあります。これからもahamoのよさとか、このCMの楽しさがどんどん広がっていけばいいなって思ってます。

神尾:1年前に撮った時と今は、声が全然違う気がするんですよ。たった1年ですけど、「なんか声シブくなったな、自分」と思いました(笑)。

――ahamo大盛りで100GB使えるようになりましたが、100GBあったらやってみたいことはありますか?

森:100GBって何ができるのかなと思ったんですけど……高校生の時はお仕事を東京でして大分の学校に通っていたので、片道で5時間かかるから携帯が手放せなくて。お買物したり、映画見たり、動画見たりして、すぐ通信制限になってたんです。あの時に100GBあれば何でもできただろうな……って。映画も見れたし、テレビ電話もできたかもしれないなって、ちょっと悔しさですね(笑)。ビビりながら使わなくてもいい余裕が欲しかったなって、懐かしい思い出があります。

神尾:100GBあったら本当に何も気にせず、移動中とか待ち時間とか、映画見たりできるじゃないですか。長い移動の時に映画を見たりできたら有意義だなって思います。

――シリーズ4本目のCMになりましたが、初回撮影時と比べて、お互いの印象は変わりましたか?

森:初回の時はすでに共演した後で……でも久しぶりにお会いして、変わってないけどちょっと大人っぽい感じがしたので、少しビビってました(笑)。嫌われてるんじゃないかな、とか。すごいクールだったので。今は、面白い方だなと思います。ahamoのイベントの時に、「今、本当は坊主(頭)なんだよ」って急に教えてくれて。クールだと思ってたのに、気さくに自分の秘密ごとを言ってくれたりもするんだって。本当は変わってる人なのかなって思ったりもしました。あとは、ずっと黒い服を着てるっていうイメージがあります。

神尾: ハハハ……(笑)。でも、いい方向に変わってるってことですよね。前に共演した時はお互いそんなに知名度があるわけじゃなかったのでフランクに話したんですけど、久しぶりに会った時はもう(森さんが)売れっ子だから、どう接したらいいのかわからなかった。そのせいでクールに見えたのかな。(森さんは)変わってないなと思いました。変わっちゃってるんじゃないかな……と思ったけど、話すと今まで通りっていうか無邪気さがあったので、変わってなくてよかった。

――森さんは神尾さんに対して、「実は聞いてみたかった」ことはありますか?

森: 「神尾」さんと「楓珠」さんっていうお名前は、すごく珍しい感じがして、あだ名をつけられたことあるのかな? って。私は「もりなな」としか呼ばれないんですよ。先輩とか同い年の子だと「もりなな」って言われるので、逆にあだ名がない感じがするんで、もしかしたら“同士”かもしれない。

神尾:あだ名ってあんまりつけられたことないですけど……小学校の時とか「紙おむつ」って呼ばれました。だからボクも、もし子供ができたら(名前を)「むつ」にしようかな。「かみお・むつ」で(笑)。

――もうすぐゴールデンウイークですが、1週間お休みがあったら、どう過ごしたいですか?

森:世の中が元気であれば、地元に帰りたいですね。大分に帰って友達と久しぶりに会ったり。東京と大分はにおいが全然違うので、緑のにおいがする場所に行って寝泊まりしたいな。

神尾:映画見たりとかアニメ見たりとか、もういつでも寝れる体勢で見て、寝落ちしたいなって。寝落ちって、めっちゃ余裕がある時じゃないとしないじゃないですか。寝落ちしたいです。

――4月に入り新学期が始まりましたが、新生活や新学期にまつわるエピソードを教えてください。

森:高校生の時、ほぼ女の子しかいないクラスだったんですよ。初めてそれを見た時、本当に衝撃を受けて。女の子だけの声が飛び交ってるみたいな。男の子が超萎縮してる場面を見るのが初めてだったんで。最後はすごく仲良くなって和気あいあいとしてましたけど、そういう新しい空間に行く時、すごくドキドキするイメージがあります。その時は芸能活動を始めたばかりで、地元で「ドラマに出てる子がいるらしいよ」って言ってくれてる方がいて、新しい人に出会うっていうドキドキをこれから味わう人がいるんだなと思ったら、うらやましいなと思いますね。

神尾:高校2年生になる時に転校したんですけど……転校って、みんながいるところに入ってきて紹介されて自己紹介する感じかと思ってたんですけど、入ったら座席表があって自分の名前が書いてあって、そこに座ってみたいな感じで。何の紹介もなくプリント回されて、前の人にめっちゃビックリされるっていう(笑)。「え、誰?」みたいな。だからなじむのけっこう難しかったです。