お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基と、かまいたちの濱家隆一がMCを務めるABCテレビの新バラエティ番組『防犯カメラが捉えた! 衝撃コント映像』が16日(24:05~※関西ローカル、見逃し配信あり)よりスタートする。

  • 左から後藤輝基、濱家隆一 (C)ABCテレビ

街や店内に設置された防犯カメラ映像のテイストでコントを撮影したらどんな作品が生まれるのかという実験的バラエティ。今年始めに特番として放送されてから2カ月も経たないうちにレギュラー化が決定した。初回放送には、前回コントVTRに出演した、ぺこぱ、ネルソンズ、ななまがり、ヨネダ2000のほか、ガリットチュウ、鬼越トマホーク、結成3年目のゼンモンキー、そしてかまいたち山内健司ら新メンバーが続々登場。ゲストには、櫻坂46の関西出身メンバーで、幼い頃から吉本新喜劇などお笑い文化の中で育ってきたという田村保乃と武元唯衣を迎える。

ぺこぱは「時を戻そう」ネタを使って独自のコントを披露。頭上から襲い掛かる落下物を避けるために左に右にと体を動かす「トムとジェリー」を思い起こさせるようなネタを、田村がお気に入りに認定する。ヨネダ2000は病院に担ぎ込まれた愛扮する患者が、清水亜真音扮する医師の“ひらめき”で意外な才能を発揮するというネタを。そして山内はGAG福井俊太郎とともに登場。病室を舞台にしたネタを見せるが、濱家は「福井だけスベってるやん!」と厳しくツッコむ。

後藤、濱家の初回収録後のコメントは以下の通り。

――1月の収録時に「レギュラー化のにおいがプンプンする」と言ってた通りになりました。それを聞いたときは?

後藤:プンプンするとは言うてましたけど、まさかこんなに真横にあるとは思ってませんでした(笑)。

濱家:ほんまに、ここで匂ってたんやって(笑)。

後藤:ホントは遠くからくるもんですけどね。

濱家:ほんとに最速ですもんね。

後藤:うれしい驚きというか。

濱家:昔からお世話になってる先輩とやらせてもらえるなんて、ただただうれしいですね。

――きょうの初回収録で特に面白かったコントや芸人さんは?

後藤:今回は独壇場なところがありましたね。

濱家:でしたね!

後藤:ヨネダ2000がちょっと……女性(櫻坂46の田村保乃、武元唯衣)の心も掴んでたというのはデカいかもしれませんけど、ネルソンズとかのしっかりしたコントもあって、ヨネダ2000のコントみたいなんもあってっていう番組全体で良いバランスが取れてるなと。

濱家:ヨネダ2000が面白かったって今回なりましたんで、またこれが発奮材料になって、他のみんながやる気になると思うんですよね。

――この人たちにコントしてほしいなっていうのはありますか?

濱家:ギャロップさん(笑)。

後藤:第一希望、シブいって!

濱家:何年も発奮材料ないので(笑)。ダラダラと芸人やってるんで(笑)。このあたり一発入れてほしいなと。

後藤:誰やろな~、ホンマにもっと上の、我々よりずっと上の人とかのコント見たいですよね。やすともさん(海原やすよ ともこ)もそうですし、もっと上でもいいですよ……きよし師匠でもいいですし(笑)。

濱家:見たいですね~!

後藤:きよし師匠の家のリビングに、普通に防犯カメラを置いただけのやつ見たいです(笑)。

濱家:めちゃくちゃおもろいですね(笑)。

後藤:めっちゃ面白いよ!

濱家:スペシャルでやってもらいたいな~。

後藤:コントとかじゃなくて、演じなくても面白い(笑)。いろいろと可能性が広がる番組かなと思います。

――番組のみどころは?

後藤:コントっていうのはもちろんいろんな場面で見ることあると思いますけど、この番組では防犯カメラ、いろんなカメラに映ってしまったであろう状況を、みなさんに楽しんでいただこうということで、コントの時間もキュッと短いんでね、たくさんのコントを見て楽しんでもらえたらなと思います。